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電気屋が絶対に知らないといけない、テストプラグの使い方

 電力会社で電気屋が発電所や変電所に配属されて、覚えることの基本の一つに、テストプラグの使い方があります。このテストプラグの使い方を間違えると間違いなく、盤を焦がします。最悪火災になります。

 テストプラグは主に保護継電器盤についており、主回路が通電している状態で、保護継電器の試験やインターロックを除外する時に使います。保護継電器は、監視する主回路の電圧や電流を、VTやCTで適切な値まで下げて保護継電器の入力としています。
 テストプラグは、この電圧や電流の回路にプラグを差し込み、主回路の電圧、電流信号と保護継電器を切り離して、試験(テスト)を行うためのプラグです。

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