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再エネ技術者マガジン

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2022年10月の記事一覧

安全弁について解説します

 蒸気や水を加圧して使用するバイオマス発電所や地熱発電所の配管には必ず安全弁がついています。安全弁は配管の設計圧を超える異常な圧力が加わった際に当該の圧力以外の一切の動力を使わずに異常な圧力を外部に逃し、配管や機器を保護するとともに、圧力が下がった際に自動的に閉止する装置です。

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高専という日本の素晴らしい教育制度

 プロフィールでも記載していますが、私は工業高等専門学校、いわゆる高専出身です。自分で言うのもなんですが、高専は日本の上手くいっている教育制度ではないかと思っています。  高専は高校1年生から入学する5年生の学校で、高校の3年間と専門学校の2年間を一緒にした学校のイメージです。工業系技術をいちはやく学べる職業訓練校のような学校で、全国に51校ありほぼ各都道府県に設置されている国立の学校です。(神奈川、山梨、滋賀のみ無し)  設置されている学科(分野)は学校により少し違いま

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ソーダ煮とは?

 バイオマス発電所のような火力発電所には蒸気を発生させるボイラがあります。ボイラ新設の際に必ず行われる工程の中にソーダ煮というものがあります。ボイラ新設の際にしか聞かない言葉であり、ボイラ屋以外の大多数の人にとっては中々聞きなれない言葉です。再エネ分野ではバイオマス発電所の建設工事でしか聞かない言葉です。

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15年選手の発電所は再エネとして認められない?

 運転開始から15年を超える再エネ発電所はRE100の電源とは認められない、という事が国際的イニシアチブ『RE100』で決定したようです。

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接地は浮いてませんか

 機器やタンク、架台などに取り付ける接地。接地は電気機械が故障した際の漏電電流や、静電気、落雷電流などを安全に大地に逃がし、人体への感電や他の電気機械設備を保護するために重要です。安全に大地に逃がすためには、電流が流れやすい電路をつくらなければなりません。電流が流れやすい電路とは、当然ですが抵抗が少ない電路です。

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現場で情報を発掘する方法

 建設中の発電所においては、一見順調そうに見える工事もトラブルの卵が潜んでいることはよくある事です。しかし、まだ表面化していない段階の可能性では、EPCから事業者にその情報を伝えられることは少ないです。

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単相のRNTの表示にはご注意

 以前、三相と単相三線について記載しましたが、単相三線式は実際の現場では、理解していないと、混乱することになると思います。

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バルブ全開後のちょい戻し

 本日は250Aの手動弁バルブを全開操作をしました。しばらく開けていなかったバルブで二人がかりでウィルキーを使いながら回したのでいい運動になりました。

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ハマウィングから学ぶ、これからの再エネ事業

 横浜の湾岸エリア、赤レンガ倉庫や山下公園から海を眺めるとベイブリッチと共に都心部には珍しい一本の大型風車が見えます。  これはハマウィングという横浜市が行う再エネ事業の風力発電所です。建設費の約5億円のうち45%を NEDOの補助金、55%を市民参加型の市債により調達しています。

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送油風冷式と導油風冷式の違いについて解説します

 油入変圧器の冷却方式で、送油風冷式(OFAF)と導油風冷式(ODAF)があります。どちらも送油ポンプにて油を循環させており、再エネではあまり見られませが、154kV以上の特別高圧で連系する大容量変圧器で主に用いられます。再エネで主に用いられる冷却方式については、下記の記事で解説しています。

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キャピラリ式について解説します

 バイオマス発電所や地熱発電所のように流体の圧力を測定する場合によくキャピラリタイプの圧力計が用いられます。

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保安電話の電源

 特別高圧の発電所では、送配電会社の制御所と直通の保安電話を設置しなければなりません。この保安電話、発電所が停電した時は使えるの?と質問を受けました。

架構の床について解説します

 設備の架構を設置する場合、その床にはグレーチングやチェッカープレートを貼るのが一般的です。

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盤の不思議??

 配電盤や分電盤についているハンドル。盤をあける際はどちらの向きに回しますか?

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