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十人十色の美学?テントを語る三十路初心者キャンパー


キャンプといえば「テント」ですよね!
荷物体積の半分を占めるのがテントとシェラフって方も少なくないと思います。

今所持しているテント、購入するか迷ったテント、よく見かけるテントなどなどお話していきたいと思います。

僕は機能と収納性のハードルはそこまで高く設けておらず、大事なのは「愛せる見た目か」だと思っています。


「スナフキンが出てきそうなテント」であることが重要!!!

■現在所持しているテントは3つ!
【コールマンツーリングドーム】
記念すべき初代のテント!はい、いきなりスナフキン風味ゼロです。でも初期装備としての入手のしやすさ、価格と機能のバランスが素晴らしいです。Amazon限定カラーのカーキも渋い。このテントは愛用者が多いんじゃないかな。ヒロシさんもハンモック泊に切り替わるまではご愛用でした。

まず、設営がとても簡単!四隅ペグダウン、ポール通してフック引っ掛けてフライかけて完成!ただ前室つくったり綺麗な張りを出すのは意外と難しかった。


あとは見ての通り、ポールがあれば扉が簡易タープになること。しかも耐水圧3000ml!雨の時はキャンプしないのであれですが、地味に両サイドの側面が風防になってくれるので、砂利や埃、枯れ葉がテント内に入りにくいし調理もスムーズ。前室を利用して荷物を置けば、二人は余裕で泊まれます。

これで値段が20000円しないとは...。

知人に売る予定でなんだかんだストックしてますが、今は使っていません。まず収納サイズがでかいのと4.5kgほどあるので重い。


あと致命的なのがこれ。ドームテントの宿命ですが、眠る時にこの「壁が迫ってくる感じ」がどうしても嫌だった...

【ファイントラックツェルト2ロング】
傷心キャンプの時に見かけて、美しいフォルムとミニマルさ、持ち主さんのトークに魅力されてしまいました。結局33歳のバースデーに家族からのプレゼントで貰いました。


設営に多少クセはありますが、、、
見てください、この美しいフォルム!
二等辺三角形の出入り口から広がる世界。
素晴らしい。なんというスナフキン風味。
しかもご覧の通り手のひらサイズに収まります。ただし、寝床を作って少しの荷物を置いたら中はいっぱいです。

実は夏季休暇で1週間のキャンプツーリングを計画していて、その際の主力アイテムとして使用するつもりでした。が、全日程雨予報だったので計画自体が頓挫。

今はメインで使ってはいませんが、未だに愛してやまないテントです。
他のキャンパーとまず被らないしね。たまたま本栖湖に来ていた外国人フォトグラファーの殿方がめちゃくちゃ気に入って写真をたくさん撮っていました。わかるわかる。妙な魅力を発するんですよね。



【モンベルムーンライト3型(旧式)】
現在のレギュラーテント。
見た目よし、設営難易度very eazy、機能良し、収納性はうーん...大好きすぎてトイレや薪拾いから戻るたびにニンマリしてしまいます。晴れた午後、夕焼け、夜の月明かり、朝焼け、いかなる環境にもスッと溶け込みます。

こちらは言わずと知れた、ゆるきゃん△のりんちゃんのテントです。


それゆえミーハーに思われるのが嫌ですが、このテントとの出会いは高校の図書室。当時は図書室でオレンジページの料理コーナー、きのこ図鑑、アウトドア雑誌にどハマりしていました。その時に雑誌に載っていたこのテント。

「スナフキンのテントみたいだ...」

いつかキャンプをするようになったら、絶対これを買おう!と17歳の時に誓ったのです。
が、例のゆるキャン効果で品薄、欠品、価格高騰の三重苦...


けどやはり、ティーンの頃からの憧れのテント、手に入れたいと思っていた時に給付金&良心的な価格の出品者様とメルカリで出会い、購入!(とはいえ給付金の半分が飛んだ)

手に入れてみて...
やばい。。好き。。。
インナーのフォルム、寝る時に壁が迫ってこない開放感、堅牢な作り、本能のままに組み立てれば仕上がる計算しつくされた設営。
素晴らしいの一言に尽きます。


ボロボロになっても修理して使い続けると思います。

余談ですが、これ今は廃盤でリニューアルされています。機能や収納サイズ、重さは軽減されましたが...居住性にフォーカスされた結果、美しい二等辺三角形のフォルムが崩されてしまいました...新型には全く心が踊らないですね。変化はご覧の通り。古き良きな部分が変わってしまったのは悲しい。




■購入を迷ったテントたち
・Dodライダーズテント
機能やフォルムは好き。ただ色展開が近代的すぎて、僕の求めるテイストではなかった。



・軍幕系
いやぁ、かっこいい!
ただフロアレスのハードルが高い。虫が嫌だし、朝起きて靴にムカデ、寝袋を毛虫がよじ登るとか笑えない。(対策はあるんでしょうけど)デカいアメ車バイクでこれ使ってる渋いおじ様をたまに見かけますが、まじでダンディ。


・スノピのこれ
かっこいいし、これで1kg切るってすごい。一度キャンプ場で見たことありますが、めちゃくちゃ素敵でした。他のギアもハイソな物が揃ってたなぁ...お値段...




■よく見かけるテント
下記のテントはほんとよく見かけます。



特にnaturehikeやバンドックなんかは安価ですし、揃えやすいですよね。どれもコンパクトになるし、ソロテントの四天王だと思います。僕がよく行くキャンプ場が徒歩でも行きやすい立地なので、そういう背景もあるのかなと思います。




テントはいわば第二の家、マイホームみたいなもの。アラサーともなるとマイホーム購入する人が周りに増えてきますが、私はそのあたり無縁。「土地と家を購入して定住」ってのに不安があるのでマイホーム購入はそうそうないんじゃないかななんて思っています。
うん千万円の世界ですし...

そう考えてみると、数万程度で手に入る移動式マイホームってかなりお手頃なのでは!?という気になります。

まぁありがちなキャンプ道具購入を正当化するマインドですが...

・求めるキャンプスタイル
・愛せる見た目か

僕はこの二軸で今後も第二のマイホームを見ていくと思います。当面は予算的に買えそうにないですが。

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