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【初心者向け】これさえあればソロキャンできる!初心者to初心者のハウツー

ソロキャンプ始めよう!

で、「これ揃えればおっけー」みたいな記事をよく見かけますが、こちらもそんな感じです。

ただし、超ハードル低いバージョンです。
「ソロキャンプスタートガイド頑張らない仕様」です。


■環境設定
今回はずばり、下記の点に絞ってご紹介します。

・徒歩で行けるキャンプ場
L駅やバス停から近い

・直火オッケー
L焚き火台不要

・河原
L道具の削減につながる

・晩御飯はラーメン、朝はコーヒー!

■必須アイテム
・テント(ペグ、グランドシート含む)
・マット
・寝袋
・バーナー+燃料
・クッカー(お湯沸かせるものならなんでも)
・イス
・ナイフ
・お箸(割り箸可)
・ランタン
・マグカップ(100均可)
・焚き火グローブ

■あると便利!
・火吹き棒(セリアで108円)
・ビニール袋2、3枚
・懐中電灯

■食材
・お好みのカップ麺
・ドリップ式コーヒー(スタバのORIGAMIが美味しくておすすめ)
・お菓子やお酒好きなだけ
・水500mlを2本(いろはすがオススメ)

以上です。
テントや寝袋のサイズにもよりますが、バックパックとトートバッグがあれば事足りる持ち物です。


【肉食いたいとか言う人たちへ】
やめときましょう。アウトドアで肉を焼くのは実は簡単ではありません。キャンプ慣れした人、普段から料理する人の「焼くだけだよぉ」には下記の工程が省略されています。


・肉買う
・下ごしらえ(意外と手間
・火起こし
・鉄板や網の準備及び片付け
・調味料の持参

いいですか、アウトドアで肉を焼くのは、

全っ然、楽じゃありません。

そもそも普段から料理と家事をロクにしない人が、なにかと自由のきかないアウトドア環境で料理だなんてできるわけがないんです。

「日常の生活スキル+適度な手抜き+応用力」で成り立つものがキャンプです。

参加型のキャンプやBBQとは全くの別物。

わかったらサッサとお湯沸かしてカップ麺、食べましょう?めちゃくちゃ美味しいですから。

①テント
いきなり失敗するのが怖い人はAmazonなどで5000円程度のものを買えば良いと思います。風と夜露朝露、雨から守ってくれさえすれば良いのです。持ち運びできるかどうかもあるので、必ず「収納サイズ」をみましょうね。


グランドシートは大体Amazonの場合は「これ買った人はこれも買ってますよ」的に程よいのを勧めてくれますが、地面からの湿気と汚れさえ防げれば良いですから、最悪100均のシートでも結構です。僕は安さと軽さで冬以外はこちらを使用しています↓
あ、あれ?値上がりしてるな。僕が買った時は1000円台だったような...


※サイズは大きければ折って使えば良いので、致命的に小さくなければOKです。


冬は底冷えがあるのでこちら↓



あとペグ。激安テント付属のペグは基本「割り箸と同等」と思うが吉。購入したテントによりますが概ね8ー10本で事足ります。
軽さを取るならアルミ、強度を取るならチタンやステンレスや鋳造ペグが良いです。テントはいずれ買い換えると思いますがペグは据え置きになることが多いので、10本3000円くらいまではコストかけて良いと思います。ちょっと重いですが頑丈でバッチリ張れます↓
スノピのソリステのもどきペグ。20cmでわりと十分です。



②マット
色々種類がありますが、断熱云々は他のブログやサイトをご参考に。
嵩張るけど機能と価格のバランスだとこちらがオススメ↓


コスト多少かけていいなら、断然こちらがオススメです。コンパクト、撤収も同タイプの中では圧倒的に楽、そしてR値4!(断熱力)これで1万円しないのは奇跡。



③寝袋
こちらも生命線ですが、着込んでホカロン使ってペットボトルゆたんぽすればどうにかなるもんです。ただし安いものは嵩張り、高いものはコンパクトで軽い。

僕は夏はこちら↓



それ以外はこちら。ナンガのオーロラ600はカバーいらずでとても使いやすい。最初は友人に借りていましたが、実はそれが「10年前に購入したもの」と聞いて驚き、その衰えない機能に惚れて自分で購入しました。



④バーナー&燃料
丸っこい缶を使うもの、いつもの細長い缶を使うものと多種多様ですが、今回はお湯さえ沸けば良いのでこちらをチョイス。
手の平サイズだし、後々本命を買ったあともサブとして息が長いです。

⑤クッカー
種類は様々ですが、出だしはとりあえず「お湯が沸かせればオッケー」です。安いものでかまいません。



⑥イス
キャンプはずーーーっと座ってます。
河原だと岩がたくさんあるのでテーブルは代用がききますが、イスは別。2.3千円でヘリノックスぽいもので十分ですから、買いましょう。

⑦ナイフ
薪割りに使います。スムーズな焚き火のためにも必須。焚きつけ用の細枝を作るのもフェザースティックもこれでおっけー。斧なんて無くて大丈夫です。


こちらは多少大きめで斧にもナタにもなります。そしてこの見た目!ドラクエに出てきそうで好き。切れ味は60点ですが困るほどではない。

ナイフをそえて、ナイフの先っぽを薪で打つべし打つべし!



⑧お箸
コンビニでもらう割り箸で良し。
忘れたら薪割って細枝作ればラーメン程度は余裕(経験済)

⑨ランタン
これは必須。自然界の夜の深さは日常からは想像つきません。焚き火の光はムラがあるので、あまり役に立たないし、常に大きい火を焚かないといけないので案外難しいです。

値段、重さ、大きさで選びましょう。
個人的には赤みのある光の方がリラックスできてオススメです。

僕の歴代ランタンは..
ジェントス(重かった)
明るさと頑丈さと機能は申し分なし



キャリーザサン(今はサブ)
太陽光充電。優しい明るさ。時々物足りないがぺたんこになる収納性の良さが最高


たねほおづき(現在メイン)
この大きさで驚きの明るさ。優しさのある赤みのある光。マグネットループがとても便利


⑩マグカップ
コーヒー飲むのに必須。
100均でも良いけど、持ち手を畳めるタイプが良いと思います。


⭐︎おまけ⭐︎焚き火グローブ
外だと何するにも汚れるし、寒いと岩を持つだけで手が痛いです。多少は断熱効果もあるので、火バサミなしでも燃えた薪をガンガン触れます。あと地味にペグ抜くときにも装着すると、手が痛くならずに済みます。


■あると便利なもの
①火吹き棒
セリアで108円のものを愛用しています。
使うまでは「火吹き棒。笑」と馬鹿にしていましたが、焚き火の効率が段違いです。
扇いだり口で拭いたりしていましたが、安全な距離からピンポイントで火力をあげられるのはとても便利!

②ビニール袋
ゴミをまとめたり、寝るときに靴が夜露に濡れないようにしたり、少し余った薪を持ち帰る時などにあると便利です。

③懐中電灯
ランタンでも構いませんが、ちょっと物を探すときや夜にトイレ行くときにいちいち外して持ち歩くのは手間。小さい物で構わないので、一つあると便利。僕は貴重品と一緒にポーチに入れて持ち歩いています。


最近のスマホはだいたいライト機能あるのでそれでもオッケーなので必須ではない。


■食材について
①カップ麺
もはや必須!普段から食べ慣れているものをぜひ。外ご飯バフの偉大さを体感できます。
湯切りしたり具を蓋の上で温める系のめんどくさいのより、オーソドックスにお湯入れるだけのがオススメ


②ドリップ式コーヒー
ドリッパーとペーパーと豆と普段から使用しているなら持っていくのも有り。ただ荷物になるので、全部一体化していてかつゴミとして捨てていけるドリップ式コーヒーがオススメです。中でもスタバのORIGAMIは味も良く、ドリップもしやすいです。


③お酒、お菓子類
カップ麺じゃお腹空くのでぜひ持っていきましょう。キャンプ中は運動量も多いので実質カロリーゼロ。近くのコンビニや管理棟の売店で買えば良し。冬ならクーラーボックスは不要、秋でも川があれば冷やしておけます。

④水
ガブガブ飲むなら2リットルでも良いけど。
ラーメンに300ml、コーヒーに200mlと考えると500ml二本あれば十分です。
小さく捨てれるいろはすが良いですね。

あと大抵のキャンプ場の水道から出る水は、美味い!一本持っていき、無くなったら詰め替えるのもあり。


以上です。大抵の記事は「救急セット」とか載せてますが、そこはお好みで。僕は絆創膏は財布に常に2枚ほど入れているし、リップクリームがわりにワセリンを持っているのでちょっとした火傷にも活用できます。

キャンプは衣食住の「食住」の全てをゼロベースで行うものです。普段できていないことはできないと思った方が無難です。

今回は、

・お湯を沸かす
・ゴミを捨てる

の2つができていれば大丈夫です。
お風呂は1日入らなくたって死んだりしません。最悪ギャツビー入浴すればオッケーです。

※ギャツビー入浴とは
ギャツビーの例のシートで汗をかく場所を拭き取って終了する超時短入浴法です。

なので、男性の方は整髪料をつけずに帽子、女性の方は24時間肌負担のないファンデーションや日焼け止め程度で髪はまとめておくのがベスト(燃えるので)。誰かに見られるわけでもありませんので、そこは息抜き感覚でいきましょう。荷物が増えても良いなら入浴せずに洗顔、お手入れする方法はいくらでもありますので、ご自身が納得できる身なりで臨むことが心の平穏のために大事ですから、強要はしません。


最初の2、3回は本当に道具の入れ替え欲が無限に溢れます。そもそも、キャンプにはまるのか、趣味としてお金をかけていきたいと思えるかはやってみないとわかりません。

私が尊敬するYouTuberでCabheyさんという方がいます。彼の企画は毎度ぶっ飛んでいますが「これでキャンプできるのか!」と勇気をもらえますのでおすすめです。


いかがでしたでしょうか?
出だしで良い道具を揃え切ることよりも、まずはやってみるのが重要だと思います。良くも悪くも理想と現実は異なりますから。
(肉焼くのが意外に面倒臭いということがわかると思います)

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