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振り回されない生き方を考える、その途中

人生の間に3回ほど、無反省で自分のことしか考えないひとに振り回される、負の経験に遭遇している。

たいてい、振り回されている真っ最中はその危うさに気がつけない。
メタメタにやられたしばらく後から、振り返って『ああ、やられたんだ』と把握することになる。
鋭利な刃物で斬られて痛みを感じず、だらだらと血を流してる自分を鏡で見て、やっと斬られたことに気づく、そんな感じ。

この頃やっと成長できたのか、そんなサイコパス的な存在に、すこし早めに気がつけるようになってきた。
程度の差はあれ、意外とそういう存在は世の中に多い。『この人ヤバい!』と直感した相手は、同僚や友人たちも同じ評価をしてて、答え合わせもできている。

そいつらは、刹那的な激情とか、仕事で都合よく利用するとか、横恋慕という、それぞれの形をとって私に近づいてくる。
放っておいてくれ、と思う。けど深入りしてくる。

悪意はないんだろう。彼らは自らの欲求にすなおに応じているだけなんだ。私にはそれは迷惑だけど、彼らは自分にとっての『為すべきこと』をしてるだけのつもりなんだろう。

それでふと、フロイトを手に取った。自己中心的に理不尽に私を振り回した存在達を昇華するため。彼の類型化を知って、その類型を自分のアルバムにストックして、似たような存在を見つけた時に、二度と深く関わらないようにするための保身術。
何度も同じ失敗するの、もういやなんだもの。

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