終わり始まり

2021-2022シーズンが終わりました。
応援していただき、サポートしていただいた皆さん、ありがとうございました。

自身4カ国目となるインドネシアでの挑戦。
新しい国でのプレーはいつもながらに困難もあり、その分得るものも大きかったなと感じています。

コロナ禍でのイレギュラーな日程やレギュレーション。外的要因にもいかに対応し、自分の仕事に集中して結果を出せるかどうか。
心身共に最後は振り絞るように、前に前にと自分を鼓舞しながら突き進んできました。

優勝には届きませんでしたが、チームの歴史の中で過去数年届かなかったトップ5を達成し、リーグの無敗記録(23戦無敗)を作ることもできました。

個人として後悔は一切なく、とは言えませんが、限りなく少ないところまではやり続けることができたのではないかと思います。

今シーズンどれだけの活躍ができたかどうか、チームに貢献できたかどうか。それは他人の評価する部分であり、その評価が全てだと思います。
ただその中でも良い時もそうでない時も自分にベクトルを向けて取り組んできた事は、自分の人生の大きな自信となり、良き経験となり、学びになりました。

国のほとんど全ての人が自分を知らないところにやってきて、自分の力で存在を証明し続けていくこと。自分の居場所を自分の力で掴んでいくこと。
サッカーを切り口に異国の地で自分自身を応援してもらえたり、日本人として取り上げてもらえたり。
新しい国にきて改めてサッカーというスポーツの偉大さを感じましたし、覚悟を持って挑むことの価値を実感することもできました。

そして、目に見える結果以上に大切なことにもたくさん出会うことができました。

人との出会い、応援してくれる人の存在やチームを応援する熱い想い、ピッチ内外での文化にも触れ、光も闇も実際に目にして、その中でこそ感じる自分の心の声を知ることもできました。

これまでの人生もそうですが、与えられた場所で一生懸命にやる事でその点と点が繋がる時があって、繋がった先での振る舞いや行動がまた次の点となって繋がっていくのだろうと思います。

インドネシアに行く機会をもらえたこと。それもまたひとつの点が繋がった先にあったもので、
そこに全てをかけて挑んだこと。その選択ができた事をありがたく思います。

まだまだ僕の人生は続きます。
ここインドネシアでの日々もまたいつかどこかで繋がっていくことを信じて、今日からまた次の目標に向けて進んでいこうと思います。

全ては自分次第

今シーズンも応援していただきありがとうございました！

ではまた

“ It’s up to you “

Renshi