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声量の変わらない二人旅

 今年の4月、中学校の同級生アリア(本当はもっと日本的な名前があるけどここでの名前)は兵庫県の大学に、私は大阪府の大学に進学して、慣れたころに遊ぼうとしていた。3月にも、「逆上がりの練習」とかいう高校卒業後とは思えない遊び方を二人でしたぐらい、変なところで波長が合うと思う。私の地元の高校生は、関西に進学するケースが多い。別の地方の第一志望に合格できなかった私は、アリアと遊べそうだからなんて理由も含んで、大阪での生活を楽しんでいた。
 しかし、入学してたった2週間後に、私は精神的な限界を迎えて突然の帰省をした。アリアと同じ中学校に通っていたころから私の心は不安定だったし、どこか納得できてしまった。休学することを決め、親には実家に家具を戻すのを手伝ってもらった。父のワンボックスカーだけを頼りに引っ越したから、運搬は3回ほどに分かれた。
 アパートの部屋を空っぽにして休学願も出す、その前日にアリアから連絡が来た。
「家のことが大事なのは分かってるけど」
そう強調しながら送られてきたのは、夏休みにUSJ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くお誘い。K-POPが大好きなアリアは、韓国のグループSEVENTEENの曲が期間限定で流れるハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(知らない人は大きなジェットコースターを想像してください)に乗りたいそうだ。アルバイトは始めていなかったけれど、受験よりも前に俳句の公募で賞金をもらっていたことを思い出した私、アリアの申し訳ない気持ちを消せるように、行きたい気持ちを大いに表して返信した。
 大学生だけが夏休みの9月に行こうと決めた。高速バスと新幹線で前乗りすること、ホテルから行ってアリアのお家に帰ること、次の日は神戸市内で遊ぶこと。ゆっくりと計画は進んだ。乗りたいアトラクションのことは、数日前になってようやく電話で決めた。しかも、電話を始めて2時間ぐらいはUSJにかすりもしないどうでもいい話。それが私たちです!って胸を張って言いたいね。
「カメラ持っていくね」
誕生日に買った手のひらサイズのカメラをトートバッグにしまって、会える実感の湧かないまま、わずかに涼しいその日が来た。

 当日はユニバーサルシティ駅で待ち合わせ。アリアの乗った電車が遅延しているらしい。訂正された到着時刻まではあと5分、スマホのスピーカーに耳を近づけて一曲聴くことで暇を潰した。ちょっとだけ猫背でアリアがこっちに来た。私たち、合唱部だったのに顧問に猫背をかなり指摘されていた。晴れた空の下で、まずはコインロッカーまで歩く。夏だから小さめで事足りるスーツケース。小さめのロッカーにぎりぎり入った。スマホでチケットを表示して、入園完了。ハリドリ(あのジェットコースターの略称)の待ち時間を見に行こう。
 1時間待ちくらい。これからもっと混むかもしれないし、並ぼうか。
「前と後ろどっちがいい?」
コースターの走る向きを選んでから並ぶようになっている。ハリドリが初めてのアリアに合わせて前向きを選んだ。列の途中には聴ける曲の選び方が書かれていた。アリアのお目当てはSEVENTEENの『VERY NICE』だから、一番下までスクロールして決定するみたい。一方、私が聴くのはDREAMS COME TRUEの『大阪LOVER』、いわゆる定番曲。乗り込んで出発すると、音楽は大音量。そしてすぐに上昇する。急降下の連続の中で隣にいるアリアを見ると、かなり前かがみになっている。首を痛めても知らないよ、と思いながらスリルを楽しんでいた。
 降りてからはカチューシャを買いに行った。アリアはスヌーピー、私はそのきょうだいのオラフの耳がついたものを選んだ。店員さんはオラフについて、にこにこと教えてくれた。
 テーマパークらしいわくわく感に満たされた私たちは、子ども向けのエリア、ユニバーサル・ワンダーランドに向かった。そこにあるアトラクションは『モッピーのバルーン・トリップ』、気球の形をしていて、少しだけ高いところを動く。空の旅の案内をしてくれるモッピーの声は、とてもかわいかった。心は子どもだから、その隣にある『エルモのゴーゴー・スケートボード』にも乗ってみる。バイキングのように乗って、揺れながら左右に回ったりもするアトラクション。
「セサミのみんなで作ったんだ、大人には手伝ってもらってないけど、大丈夫だと思うよ!」エルモのそんな声が聞こえる。しばらくすると突然、「スケートボードの歌を作ったよ!」とエルモが言う。
「歌うらしいよ」
隣のアリアに笑いかけた。その歌の少し力が抜けた感じに、二人で笑っていた。
 お昼は混む前に、スヌーピーのお店で食べることにした。モバイルオーダーがうまくできず、アリアに二人分の注文をお願いした。アリアはパスタを食べている、その中に入っているとうもろこしが本当は苦手なのに。スパゲッティを啜るってマナー違反だけど、ここは日本だし、アリアのそれが許せてしまう。

 食べたあとも休憩して、ハリドリにもう一度乗ることにした。待ち時間はさっきよりも短いのに、正午付近だから暑くてたまらなかった。配置されたのは、なんと最後列。ユニバに限らず、浮遊感が強くてスリルがあることで有名だ。今度は二人とも『大阪LOVER』を聴く。「特別なバージョンで、歌詞にUSJが出てくるんよ」
そう伝えていたから、上昇中にそのパートが来るとアリアはこっちを見てくれた。頂上でのラグが少なくてすぐ降下している。やっぱり体が浮く。同じ曲、同じところでの休符だからお互いの叫び声がよく聞こえる。高校でも大学でも合唱をしているアリアはさておき、中学校で合唱を卒業した私までこんなに声が出ているって不思議。
 他のエリアも見て回ろうとすると、暑くて喉が飲み物を求める。私がメロンシャーベットを飲んでいると、アリアはペットボトルの水を買ってきて、五分ぐらいで飲みきってしまった。
 次に乗ったのは『ジョーズ』。船のアトラクションで、サメが登場する。それなりに人気はあるけれど、平日のおかげですぐに乗れた。私はとある列の一番右の席、水しぶきがあがると薄い色のズボンに水玉模様ができた。少しだけアリアは心配していたけど、「そんなに濡れてないよ」と返した。反対側で大きな水しぶきが上がった瞬間、私とアリアは同時に「虹や!」と言った。高校では「虹でそんなに喜ぶ?」と言われた経験もあったから、心が温かくなった。
 同じ乗り物のリピートが多かった中で私が好きだったのは『フライング・スヌーピー』、たくさんのスヌーピーが回りながら高く上がる乗り物。レバーを手前に引くと高く上がり、奥に押すと下がる。私たちはこれで遊んでいた。最初は高くしていたけれど、一度下げたらその浮遊感に夢中になってしまった。レバーを下げてから1秒ぐらいのラグがあるのもいい。あくまで子どもが楽しむためのアトラクションだし、絶対にやかましいんだろうなと思いながら、アリアと笑っていた。ちなみにこの旅行で唯一の短歌ができたので書いておく。

乗り物をレバーで上下させるたびやかましいカチューシャの私たち

 ユニバーサル・ワンダーランドで子どもになっていた私たちだけど、午後6時頃には「混雑したら嫌だから早めに帰ろう」と大人になった。駅まで歩くタイミングでゲリラ豪雨が到来して、私の持っていた折りたたみ傘に二人で入った。たぶん私のスーツケースとか、アリアのかばんとか、傘からはみ出していた。

 アリアはICカードで、今も地元に住んでいる私は切符を買って電車に乗った。車窓には2回目の虹。アリアのお家の最寄り駅に近づくほど、電車には座る余裕が生まれていった。コンビニで食べるものを買って、アリアのお家に到着した。
 私は冷製パスタを買っていたけれど、アリアの買ったロコモコ丼は温める必要のあるもの。「3分もかかるの?」
アリアは電子レンジの前で待ち遠しそうにしていた。私は外の包装だけは開けて、食べずに待っていた。やっとできたみたい。
「いただきます」
アリアって普段から礼儀正しいし、その言葉もちゃんと言うんだな。
 食べ終わったころに母から写真が送られてきた。妹の宿題らしい。コインを2回投げたときの表と裏の出方は何とおりか、3回投げたときはどうか。せっかくなので、隣にいたアリアと相談した。
「樹形図って小学校で習う?」
「どうやろ」
調べてみたら習いそうだったので、借りた紙に樹形図を書いて返信した。表は「お」、裏は「う」と表現した。きっとみんなそうだよね。そこにもうひとつメッセージを添えた。
「樹形図を描きましょうBYアリア先生」
 お風呂は早めに入ることにした。先に入っていいとアリアが言ってくれて、気を遣ったわけではないのにすぐに出てしまった。たぶん髪が短いせい。アリアの番になって準備をしている間には、髪を乾かすのも完了した。小腹満たしのために買っていたおにぎりを食べて、アリアが出てくるまでの時間を潰していた。アリアが髪を乾かしていると、絡まる毛先に少しイライラしているようだった。
 数学の確率を解説する番組があるようで、タイムリーだと思い一緒に見た。いきなり問題が出てきた。
「40人のクラスで同じ誕生日のペアがいる確率はどのくらいでしょうか?」
アリアは知っているようだった。
「これ確か90%ぐらいだよね」
その後は確率の初歩的な話だった。さっき書いた「お」と「う」の樹形図が登場して、二人で大笑いした、一応アパートだけど。そして先ほどの問題に戻ると、正解は約89%だった。アリアって物知りだな。しかも解き方まで合っていた。「等比数列」の言葉が出てくると、アリアは「あぁ共通テストみたいで嫌だ」と言っていた。共通テストの経験がない私は、アリアみたいに受験勉強をみっちりしたとは言えないかもしれないけれど、同じことで笑えるだけの知識はあるって、嬉しくなっていた。
 チャンネルを変えてバラエティを見ていた。8年ぐらいロングヘアになっていない私は、アリアのサラサラした髪に触れてみたくなった。でも急には言いづらかったから、先に自分の刈り上げを指差して「触ってみて」と言った。「坊主の子に頭を触らせてもらったときみたい」
そうか、頭全体がこうなるとそれは坊主なのか、なんか面白い。アリアのロングヘアには、小学校時代の感覚を思い出した。
 11時までテレビを見ると、そこからはおしゃべりタイムに入る。アリアと別の高校に行ったのは、私が不登校になったことが理由だった。「自分が不登校になるとか、全く想像してなかった」
あの時壊してしまった心は、たぶん今も直っていない。大学で教育を学んでいるアリアが、私の過去を自分にも関わりがあることとして考えてくれた。
「明日は9時に起きようか」
遅くまで話した私たちは、USJの疲れで意外とあっさり眠った。

 翌朝、暑くて6時半に目覚めてしまった私は、アリアを起こさないようにエアコンをつけようとした。しかし、しゃべるタイプのエアコンだった。ごめんなさい。お互いそこから二度寝をした。8時40分に目覚めた私、その数分後にアリアも目を覚ましたようだけど、「9時までは寝る」と言った。ぎりぎりまで寝たくなるの、普段の生活なら共感できる。私にとっては旅だけど、アリアにとっては日常なんだね。起きると私はメロンパン、アリアは納豆巻きを食べていた。
「納豆巻きのおいしさが分からないなんて」
 アリアはそう言う。そう言われても、納豆が苦手なのは昔から変わらないんだもの。
 メイクとか髪のセットとか、各々準備をしていると、少しよそ行きの私たちになった。でも、会話の内容はどこにいても同じ。
 神戸駅に向かう電車から、街はきれいに見えていた。前日以上の快晴、きっと暑い。駅のロッカーに荷物を入れて、19歳の私たちがアンパンマンミュージアムに向かう。海のそばで写真を撮っていた数分がすでに暑かった。ミュージアムの中は小さい子ばかり。油断すると蹴ってしまいそうだから、目線を少し下げた。アンパンマンの曲がたくさん流れる中で、『手のひらを太陽に』が始まった。
「この曲もやなせさんの作詞なんだよね」
「やなせさんって戦争を経験したって感じのこと書くよね」
子どもたちの声に隠れて、アリアだけに聞こえるように歌ってみた。アリアはミニチュアを楽しそうに見ていた。
 アンパンマンミュージアムでは、キャラクターのパンが売られている。少し迷いながらたどり着くと、カレーパンマンを選んで二人で食べた。ちなみに、注文するとレジのお姉さんが「ジャムおじさん、カレーパンマンのお顔お願いね!」と反対側を向いて言う。コンセプトだと分かっていても、それが楽しい。テーマパークのスタッフさんってプロだよね、昨日に続いてアリアとそんな話をした。
 ミュージアムの横に観覧車があったので乗ってみた。上のほうまで来ても聞こえる汽笛、観覧車よりはるかに高い高層マンション。
「神戸っていいところだね」
よく来ているアリアにはどう見えているんだろう。
 ショッピングモールで洋服を見ることにした。GUに行く途中で、同じフロアの本屋さんも見た。
「あ、ねむらない樹ある!」
『ねむらない樹』は短歌の雑誌の名前。チェーン書店にあることは珍しい。この号には、私が新人賞に応募して最終選考まで残った作品が載っていた。短歌は、高校もあまり行っていなかった私に自信を与えてくれた趣味、というより生活の一部。
「常に考えているって感じ」
そうアリアに伝えた。私が一方的にアリアを知ったきっかけは、小学生のアリアがいつも上手な作文を書いて地域の文集に載っていたことだった。書くことに対する気持ち、少しでも伝わってたらいいな。

 パンを食べたとき、その後の行き先を話し合っていた。私が「アトア行きたい」と言うと、アリアはすぐに調べてくれた。アトアは数年前にできたばかりの幻想的(らしい)な水族館。同じ海沿いだけど少し遠いらしく、バスに乗った。どこでも私は現金払い。
 アトアの中に入ると、生き物のためなのか冷房が強かった。カエルを見た私は、思わず「わぁ気持ち悪い」と言ってしまった。さっき『手のひらを太陽に』をのんきに歌っていたのに。大きな生き物が水槽で暴れていると、お互いに「本当はここから出たいのかな」なんて話す。子どもっぽさは優しさなのかもしれない。私はナンヨウハギという魚が好きで、そのエリアに来るとわくわくしていた。
「見たことあるけどなんだっけ?」
そう尋ねてきたアリアに答えた。
「ドリーよ、ニモの友達の」
岩に挟まった1匹が愛おしくも見えた。
 最初の階に戻るエレベーターの中で、私はアリアに最後の行き先のリクエストをした。 「もう観光とかじゃないけど、カラオケ行きたい」
私は久しぶりに誰かと会うとき、「一緒に行きたい場所」よりも「一緒にしたいこと」を大切にしている。合唱部でどこか周りと馴染めなかった私だけど、アリアは私の歌声や表情を褒めてくれていた。歌うことは原点のような気がして、カラオケに行きたくなったのだ。
 その前にフードコートでお昼を食べた。
「嫌いなもの入ってたらアリアはどうする?」「残すってことは自分が許さんけん」
育ちがよすぎるよ。ハンバーグに添えてあるニンジンとブロッコリーを、苦手だからとアリアに渡す。
「どんだけ偏食なんよ」
「だって嫌いなんやもん」
カラオケの部屋を予約してくれて、野菜も食べてくれたアリアに感謝しながら、三ノ宮に向かった。神戸駅で大きな荷物を回収した。ホームに電車が着いていて、急ぐ中でアリアはスーツケースを代わりに持ってくれた。

 ここまで来ると、私が帰る新幹線の時間を考えないといけない。6時までにはカラオケを出ると決めた。私が『大阪LOVER』を歌うと、アリアは『VERY NICE』を歌う。まだまだUSJの気分。韓国語を聞いたら思い出したから、私はカンナムスタイルを入れた。
「分からなくなったら手伝って」
 韓国語の歌詞がなぜか歌えて、二人のノリはまだまだ続いていた。アリアは時々入っては、本人の声をうまく再現していた。
 その後もお互いの好きな曲を歌っていると、二人でも歌いたくなった。
「気まぐれロマンティック歌おう!」
中学時代からカラオケで一緒に歌っていた曲、当時はアリアだけが踊っていたけれど、私も踊ってみると案外よかった。アリアの思い切りには勝てないのはずっと変わらないこと。同い年だから、ある程度一緒に歌える曲も多かった。
 それから少しだけ合唱部に関する雑談をした。比較的新しい合唱部の部員だった私たち。
「私らって何期になるんやっけ?」
「小4のときに中学校に合唱部ができたから、その時の2、3年も含めると6期かな」
話が進む中で、アリアは声色を変えて「嫌なOG」の演技を始めた。
「私らのときはもっときつかったよ、みんな部員集める努力してる?」
アリアの演技に、また大笑いしていた。いつかまた中学校を訪れるとき、私たちは優しいOGでありたい。
 最後に歌ったのは『空も飛べるはず』、合唱部で歌った曲。アリアはあまり覚えてなさそうだったけれど、スピッツが好きらしく「主旋律歌っとけば大丈夫よ」と伝えた。私は下のハモりを歌う。
「キー何個上げたら合唱版になるかな?」
そこまで音感はないけど、最初の音をそれぞれハミングしてみると分かった。イントロが流れ始めると、アリアは「うん、そのキーで合ってる」と言ってくれた。音楽室でも、練習後の廊下でも、帰りの自転車でも歌っていた5年前。今もこうして歌えるの、とても幸せ。さっき抱えていた気持ちをちゃんと言うことにした。「合唱部のことで泣きながら電話したとき、声を褒めてくれたの今も感謝してる。声質には自信がなくても、とりあえず大きく出そうとしてたから」
「努力するのって大事やけんね」
努力って言葉は無理をしているみたいであまり好きじゃないけど、アリアは少しの勇気でできる些細なことを努力として見てくれる。またしばらく会えないの、少し切ない。

 三ノ宮駅に戻る道で、私の本音が少しだけ出た。
「アリアは新しい町で頑張ってるんだなって、比較すると悲しくなるんよね」
「人それぞれ、色々あるよ」
悩みを相談したときのアリアは誰も敵にしなくて、その優しさに泣きたくなる。
 新神戸までは地下鉄で向かう。アリアは私が迷わないように改札まで案内してくれた。時間ぎりぎりになって、「じゃ、また会おうね」の言葉は少し早口になったけれど、これからもたくさん話せるから、多少雑でもいいのかなって思った。
 新幹線に乗れたことをアリアに伝えて、写真を送った。手のひらサイズのカメラは、顔立ちが大人になった私たちの、幼い笑顔を収めていた。

 そういえば、心の状態がどうしようもなかった高校時代の私は「一緒にUSJ行くまでは生きる」なんてメッセージをアリアに送っていた。その目標は達成したけれど、また一緒に叫んだり歌ったり、そして笑ったりしたいから、大学に籍だけがある実質フリーターの今も楽しく生きようと思う。

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