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サハラマラソン2021 パリ到着、まずは第0次関門突破せよ!(3)



さて、
本日のメインイベントはサハラマラソン第0次関門のPCR検査である。


モロッコの入国条件として、フランスから入国する場合はワクチン接種証明に加えて、搭乗から48時間以内のPCR検査での陰性証明が必要となる。ここで陽性なんかになっちゃったりすると、モロッコ行きのチャーター機に乗れずに残酷にも「ゲームオーバー」となる。




出発前にシャルル・ド・ゴール空港内の検査所の予約を入れておいた。
このPCR検査所でもう1人の日本からの参加者、タケシさんと初対面となる。
予約時間は10時10分、そのちょっと前に検査所の入口で待ち合わせして、3人一緒にPCR検査を受けることになった。

今回、初対面となるタケシさんはグループチャットでの文章で抱いたイメージと変わりなく、人懐っこい好青年である。テント生活が楽しくなりそうだ。

空港内の検査所は予約がないと入れないと思いきや、予約なしのレーンもあって、入口で事前にペーパーワークならぬ、オンライン作業があり、ここですったもんだのカオス状態、、、。

そこを抜けてしまえば、料金支払い、検査と流れるように進んでいく。とにかく早く検査結果を知って安心したい私は、更に20ユーロ足して、2時間以内で検査結果が出るオプションをつけた(注1)。2人もそれに続く、、。


と言うことで、検査結果を待つ間に、空港内のカフェでまったりお茶でも....。
ついこの間まで全く情報がなかった謎のランナー、タケシさんはどんな人なのか少しずつベールを剥がしていく、と言うか剥がれていく(注2)。


あ、そういえば、タケシさんはフランスの衛生パスは取得できたのだろうか。
私たちより数日前にフランス入りしているから当然取得できているとは思うが、、
やはり取得できていて、しかもオンライン申請して、すぐに衛生パスが発行されたそうである。

ムムムムム.....。
となると、びとーさんの衛生パスの申請はずっと処理が止まったままってこと?
恐らく何らかの不備があったと思われ、普通、不備があると連絡が行くはずだが、多分、そこはおフランスなのでそのまま放置されているのかもしれない、、。


現在処理中のものに問い合わせるとなると逆に時間がかかるかもしれない。
と言うのも、旦那が衛生パスを申請した時、すぐに衛生パスは発行されたが、内容に間違いがあり、それを修正してもらうのにえらく時間がかかったからだ。


タケシさんと意見が一致し、びとーさんの別のメールアドレスで衛生パスのオンライン申請をやり直すことにした。その申請をタケシさんがびとーさんの代わりに手際よくササッとやってくれた。さすがエンジニアやね。
案の定、申請してから10分足らずで、びとーさんの衛生パスが送られてきた。びとーさんがオンライン申請に格闘した3時間っていったい.......。


びとーさん、これから本格的に海外進出していくのであれば、ある程度語学ができて、事務処理がさばけるアシスタントをつけた方が良いよー。



と、お茶を飲みながら、今後のスケジュールや、レギュレーションについてざっくり説明したり、日本の家族・友人がレースを応援する方法など、質疑応答を交えながら話している間に、PCR検査結果がメールとSMSで通知された。


全員、陰性!!!


フランスの衛生パスも取得できているし、全員、第0次関門突破やね🎉!!
明日のモロッコ行きのチャーター機に搭乗できる!
モロッコの大地を踏むことができる!


安心したらお腹空いちゃったから、昼ごはんでも食べます?
と、私らが滞在しているホテルの隣のホテル内のレストランに向かう。そこで、いつも笑顔のびとーさんが、まさかの激おこプンプンとなる「詐欺事件」が勃発するのだが、これはレースとは関係ないので割愛させていただく(笑)


いやあ、ほんと面白いメンバーが揃った。
珍道中、楽しんでますよ。



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注1)通常コースは50ユーロでフライトの1−2時間前までには検査結果が出るという。同じところでスイスのサハラ仲間が通常コースで検査を受けたが、結果が判明したのが翌日午前4時ごろだったらしい、、それまでずっとドキドキしていたと。

注2)当初2020年4月に開催される予定だった頃のサハラマラソン参加予定者はほぼ全員がFacebookのサハラマラソンのグループに入っていた。なので、事務局からの伝言とか伝えるのに便利だったw。しかし、タケシさんとあともう1人だけは入っておらず、謎の人となっていた。


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