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1. ナミブレース2022/ナミビアは遠い…。

日本から約35時間かけてナミブレースの集合場所、スワコプムンドに到着した。
海外旅行でこんな長い移動時間は初めてだ。



東京(羽田)からルフトハンザ航空でフランクフルトまで約14時間、ロシアのウクライナ侵攻の影響でロシア上空を避けた北回りのフライトだった。

先月のフランス行きに続き2回目の北回り航路
グリーンランド上空は息を飲むような絶景が続く



ナミビア(ウィンドフーク)行きのフライトは搭乗口で「え?ここにいる人達みんなナミビアに行くの?!」ってくらいに人が多くて、ほぼほぼ満員御礼状態だった。もちろん、中にはナミブレースに出場すると思われる(上着の両肩にパッチがついている)人達もいた。



フランクフルトからナミビアまでは約10時間のフライトである…..。

アフリカ大陸を思いっきり縦断
朝日が昇ろうとしている。美しい。
もうすぐ着陸。いかにもアフリカって感じだ。


翌朝、無事にウィンドフークに到着。

ナミビアの首都の国際空港にしては小さい。

入国審査の行列はできていたものの、窓口がたくさんあったので列はスイスイ進む。これは予想外だったわ。(何となくアフリカの人は仕事が遅いイメージがあったんだが、すみませんでしたっ。)

まずは検疫。
と言っても、ワクチン接種証明の確認である。念の為に持ってきた市町村発行の紙のワクチン接種証明(英語併記)のコピーを見せたら、すんなりOKだった。もちろん、72時間以内の陰性証明なんて求められない。
(羽田のチェックインカウンターでこの件で揉めて、ワクチン接種証明だけでいいと納得してもらうのに結構な時間を要した。)


そして、入国審査。
ここでも滞在予定日数とか簡単な質問の受け答えしただけですんなり通過。私より先に入国審査を受けていた日本から一緒に来たラン仲間のモリモリはなぜか長いこと捕まっていたけどw

税関はあってないようなもので、X-Rayに手荷物とキャリーケースを通しておしまい、、なのだが、ここでもモリモリは長いこと捕まっていたw


空港から集合場所の街、スワコプムンドまではシャトルバスで約4時間の旅だ。
ここで他のレース参加者、ボランティアスタッフと合流し、一緒に旅することになる。まさかこのシャトルバスの中に、今年のナミブレースの総合優勝と準優勝が一緒に乗っているとは夢にも思っていなかった。

窓から見える景色は一面サバンナの光景。
ここで何か野生動物が現れてもおかしくないよな、と思っていたら、一瞬だが野生のキリンを2頭ほど目撃した。すげえ、野生だよ、野生。動物園にいるやつじゃないんだよ、なんか妙なところでじわーっと感動する。

こんな感じのシャトルバスで移動
ガソリンスタンドでちょいとお昼..というかおやつ休憩


休憩を挟み、シャトルバスがスワコプムンド地区に入ると周りの景色がサバンナから見慣れた(?!)砂漠の景色に変わる。


そして、集合場所のホテルに到着。

コロニアル建築が美しいホテル
客室内も素敵

いやあ、、ほんと長かった。めっちゃ疲れた。
サハラマラソンの時は一旦パリで休憩というか、一休みできるけど、今回はノンストップで乗り継いできたからなあ。


と、まだここでゆっくりはできない。
本日のメインイベントはレース前のPCR検査である。モリモリを含め他の日本人選手4名と合流し、PCR検査を受ける。これで陽性になったら目も当てられないわ。

その時は、サファリツアーにでも行こうかな、あっ、でも陽性だから隔離されちゃうのか?なんて余計な心配ばかりしている。


PCR検査の後は日本人選手5名で親睦を深める(?)ために夕ご飯を共にする。
年は近いし、こんなレースに出るくらいの人たちなので楽しくないわけがない!

大西洋に沈む夕日も美しかった。


どうかPCR検査結果が陰性でありますように、、と祈りながら眠りについた。



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