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大坂城石切丁場跡 (八人石丁場と豆腐丁場、筑前黒田家) [香川県小豆郡]
2021年9月の話です。
お遍路さん3日目も八十八ケ所巡り以外にどうしても行きたかった場所、そう、石切丁場に立ち寄ってきましたよって話です。
今回は、筑前黒田家の持ち場(黒田長政、忠之親子が採石した場所)になります。
小豆島の東側、国道463号線沿いに案内板もあるのでうっかり通り過ぎてしまうことはないでしょう。
まずは八丁石丁場へ。
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もうトレイルに入った瞬間に残石がゴロゴロしているではないですか!!
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これはめっちゃテンションが上がりますね。
切り出しては見たものの、こいつは(大坂まで運ぶには)微妙だなってことでここにそのまま放置されてしまったんでしょうね。
お城の石垣にはどこが担当したのか分かるように刻印が掘られていたりするんですが、刻印入りの石もゴロゴロします。
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ちゃんと親切に案内板があるのがいいですね。
大坂城の石垣石と符合する刻印もあるとのこと。
いやあ、矢穴がしっかり残っていて、今から400年前に福岡からはるばるやってきて、ここで一生懸命作業していた黒田家の人々の様子を妄想したりしちゃいますよね。
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掘りかけの矢穴とか、
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ちょっと作業しかけたまま400年経っちゃいました、、みたいな(笑)
この丁場は見学しやすいように導線が綺麗に整備されていていいですね。
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いやあ、ここは残石たくさんでめちゃくちゃ見応えありますよ。
しかも、観光客は誰一人いないので貸切状態です。
そして、八人石丁場の「八人石」へ到着です。
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八人石とは、、
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これが後に建てられた供養塔で、その後ろの大きい石が例の、、、
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国道に出て、上から撮影してみましたが、いやこれは八人逝ってまうでしょう…。
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合掌。
そして、亀崎丁場の案内板が、、
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ここを240mほど下った所にあるってことですかね。
雨上がりのトレイルはちょっと怖いのと他に見たいところがあるので、ここはまたの機会に取っておくことにします。(次の機会はあるのか?)
豆腐石丁場の案内板です。
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「豆腐のように切り立つ巨石」
「石工の手によって見事に割られた往年の技術を伝える最高傑作」って言われたら、見に行かないわけには行きませんよねえ。
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雨上がりのトレイルってのが気になるけれども、上がった所にあるのならばまだマシかな。よし、行ってみます。
国道からちょっと上ったところって感覚で行ったら、なかなか上らされましたね。
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豆腐石のすぐそばに沢があって、ここを渡らないと近づけないのですが、なんかちょっと滑りそうだったので、ちょっと引いたところから見学しました。
ここが日本遺産にもなっている天狗岩丁場ですが、、
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八人石丁場よりも広範囲でしかも階段を結構上りまくるようですねえ、、。
ここはかなり見どころのある石切丁場なのですが、じっくりみて歩いていたら、本来の目的である八十八ケ所巡りに支障をきたしてしまうかも、、、って決めました!また改めて、小豆島に来ますよ!その時こそはここに来て、じっくり見学することにします。
ということで、ここから八十八箇所巡りに集中することにします。
あ、こちらからも天狗石丁場に行けるんですね。
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ん?番屋敷跡とな?
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普請終了後、黒田家の人々が撤収した後も家臣・七兵衛が残って残石の警護をして、その子孫は明治維新までその任を行なっていたとな!ずっと残石の番をしていたのか、、、。
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ということで、この周辺に筑前黒田家の丁場が6箇所残っているようですね。
うん、これはまた小豆島に来ると思いますね。
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