Madonna-The Celebration Tour (Dallas, USA)に行ってきた!
(2024/3/24参戦)
ツアー初日に参戦する予定が長かった・・・。
昨年の年初に40周年ツアーが始まると発表があり、速攻で初日のバンクーバー公演とその後に続くシアトル公演のチケットを押さえた。
が、ツアー開始1ヶ月くらい前だったと思う。
マドンナが突然倒れて救急搬送、ICU治療という生死の境を彷徨っていたという衝撃的ニュースで、ツアーは10月に延期となった。
いや、それでも復活するのがすごい。さすが姐さん。
で、押さえていたバンクーバーとシアトル公演のチケットだが、今年2月に変更されたので、これをそのまま持っていても良かったのだが、昨年、結局バンクーバーに遊びに行ったから、別のところに行きたいかなあと返金処理した。
で、ツアーの終盤、アメリカのダラス公演にした。JAL直行便が飛んでいることと、ちょうどその前に韓国に行く予定もあったので、ソウル発券チケットでお得に行けそうだったからだ。既に、チケットでいい席(ちょいお高い)を押さえているので、移動費くらいは節約したい(笑)
ということで、昨年7月から待つこと約8ヶ月、なるべくYoutubeに上がっている動画を見ないように待っていたが、ついに参戦だ!
チケットはかなり遅めに購入したので選択肢があまりなかったが、それでもステージそばのアリーナ席を押さえることができた。
まあ、開演時間20時になっても、始まらないのは承知の上だ。前座のDJパフォーマンスが延々と1時間以上続くわけです。
そして、22時過ぎにようやく会場にマイケルの曲、Wanna Be Startin' Somethin'が響き渡ると、
これはファンならわかる、もうすぐで始まるよーという合図だ。なので、この曲聞くとめっちゃテンションが上がるわけですよ。
まさか背後からバックダンサーが現れて、開会宣言するとは!
Nothing Really Matters
オープニングはまさかのNothing Really Matters
これ幻のバンクーバー初日公演で驚きたかったなぁと、それは置いといて、今までのツアーにはなかったオープニングに相応しい曲だ。
Everybody
Into The Groove
からの、80年代のダンスナンバーが続き、ボルテージが上がる。しかも、Into The Grooveは、私が好きなミッシー・エリオットとのGAPコマーシャルアレンジバージョンだ。
Burning Up
そして、ノリノリで動き回った後は、エレキギターを手に取り、Burning Upだ。セットリストを見たときに、ギターでくるかな?と予想したので驚きもなく、ただ左足のサポーターが、前回のツアーの時から完治していないことをうかがわせた。
Open Your Heart
プロモーションビデオそのままのOpen Your Heartの世界観だ。
中学生の頃にこのプロモビデオで私のハートをぶち抜かれたんだよなあ。で、お椅子芸の動きがかなり抑えられていたかな。そう言えば、プロモビデオで一緒にいた、Who That Girl ツアーにも帯同したダンサーの男の子は今どうしてるんだろ?もういいおっさんだよなw
Holiday
やはりマド姐さんのコンサートでは絶対に欠かせない曲。エンディングに持って来られることが多いのだが、今回は序盤に持ってきたのね。コートを片手で開閉する動きが、The Girlie ShowでのHolidayをちょっとだけ彷彿させた。
余談だが、The Girlie ShowのHolidayは私の中でもBest Of Bestのパフォーマンスで、当時、東京ドームで2回見たが、もうカッコ良すぎて鳥肌立った。
Live To Tell
そして、80年代のスローナンバーのLive To Tell
まさかの上空から、自分のところに近づいた時はやはり興奮するよね。
Like A Prayer
曲の出だしが、MDNAツアーのオープニングっぽかった。毎度のことながら、この曲になると周りの人達の一緒に歌う声が大きくなるよね。私も絶対一緒に歌うw
Living For Love (間奏)
この間にマド姐さんは衣装替え。
Erotica
ボクシングシーンと合わせると、なんかエロさが増し増しになる不思議さよ。そして、このボクシングシーンに既視感があるのだが、このツアー以外でどこかで、何かで見たような気がするのだが、それが思い出せない。気のせいだろうか。
それこそ、The Girlie Showだったかな?
Papa Don't Preach, Justify My Love, Feverのメドレー
Erocticaから流れるように往年の曲が続く。
Hung Up
そして、このエロい流れでHung Upが来るとは思わなかったな。上半身裸の女性ダンサーたちに思わず目が行ってしまうが、こちらもThe Girlie Showで女性ダンサーやってたよな、しかも坊主にして。
Bad Girl
動から静へ、スローナンバーのBad Girlだ。マドンナの背後でピアノを演奏していたのは、マドンナの養女マーシーだ。
Vogue
突如、背面のスクリーンにVogueのプロモーションビデオのダンサー達が映し出されると会場のテンションが最高潮に到達する。もはや、ツアーには絶対欠かせない曲で、これに関しては私も延々とうんちく語っちゃうくらい好き。
今回はマドンナ姐さんのヴォーギング、ダンスがかなり抑え気味だった。
Vogueのパフォーマンスの最高峰は、1990年のMTV Awardの時だと思う。そして、個人的にはRe-Invention Tour、Sticky and Sweets TourのVogueも好き。
Human Nature
Crazy For You
Human NatureからCrazy For Youとメドレーのように流れる。Human Natureは好きな曲の1つなのでもうちょっと聴きたかったってのが本音。
Crazy For Youも会場が一緒に歌い出す曲の1つだが、私は歌わないんだよなあ。
The Beast Within (間奏)
バックスクリーンに映し出されるマドンナ。スティーブン・クラインが撮影したこの写真がめっちゃ好きなんだよなあ。この映像とThe Beast Withinの相性の良さたるや。Re-Invention Tourのオープニングでもありましたな。
Die Another Day
うおっ、これは嬉しい。映画007 Die Another Dayの主題歌ですが、私はプロモーションビデオがなぜかすごく好きなんですよね。この曲がセットリストの入ったのはRe-Invention Tour以来か?(MDNA Tourのオリンピア特別公演のやつはカウントしない)
Don't Tell Me
大・大・大好きなプロモーションビデオの世界観がそのまま!これはめっちゃ嬉しかったな。ダンスも申し分なし!
Mother and Father
5歳の頃に亡くなった母の写真をバックに歌う。このことがマド姐さんの人生に大きな影響を与えたんだなと思わずにはいられない楽曲。
Express Yourself
そして、アコースティックギターを手に持ち、スローバラードバージョンのExpress Yourselfだが、この曲ではノリノリのダンスを期待していたのでそう来たか!って感じだ。しかし、毎度のことながら、マド姐さんがギターを持つとなぜかちょっとハラハラドキドキするのはなぜ?
La Isla Bonita
なるほど、そこからのLa Isla Bonitaとアコースティックギターの世界が続くわけね。この曲も会場が一体化して歌い出す曲で、私も例に漏れず歌ってしまう。
Don't Cry For Me Argentina
レインボーフラグをマントにして、Don't Cry For Me Argentinaだ。
この曲がセットリストに入ってきたのはちょっと意外だったかな。余談だが、2年前にブエノスアイレスの大統領府(Casa Rosa)に行った時は思わずこの曲を口ずさんだよね。
(間奏)
3度目のお着替えタイム。
Bedtime Story
ガラッと変わって近未来感が出ているマド姐さんの衣装。不思議とこの曲の雰囲気と合っているところがすごい。
Ray Of The Light
この流れでRay Of The Light が来るのはそうだろうなって感じだ。再び、空中を舞うマド姐さんだが、リオデジャネイロ公演の時はこのゴンドラはどうしたんだろうか?
Take A Bow
近未来的な衣装で歌うTake A Bowも不思議な感じだ。多分、プロモーションビデオの闘牛シーンの印象が強いからだと思われる。この曲がツアーで歌うことってあまりなくて、Rabel Heart Tour以来の2回目かな?
Billy Jean/Like A Virgin(間奏)
マイケル・ジャクソンのビリージーンからの、Like A Virginと来たら、80年代の有し日の2人を思い出すなあ。2009年にマイケルが亡くなった時は、ちょうどSticky and Sweet Tourの時で、日本人ダンサーのケント・モリがトリビュートでマイケルのダンスを踊っていたんだよなあ。(因みにその彼はマドンナとのツアーの契約があったが、マイケルのツアーダンサーのオーディション受けて合格していた。)
Bitch I'm Madonna
イントロがGive Me All Your Luvin' からの、いよいよ終盤ってところに持ってきたのがこの曲だ。ダンサー達の衣装が往年のマドンナのツアーやプロモーションビデオでの衣装だ。あれはあの時の衣装だ、あれはこの時のやつだって感じで、まるでファンみんながクイズを受けさせられているような気分になる(笑)
Celebration
まさにキャリア40周年を祝うに相応しい大トリの曲だ。
最初の方でちょっと所々、声が、音域が出せていなかった所もあったように思えたが、口パクではなかったからいいか。「最初は機嫌が悪かったけど、今はマシになった。」とMCの時に言っていたが、このことかな?と思ったりした。
そして、4年前のMadame X Tourで膝を痛めていたが、まだ完治していないのか、左膝のサポーターが痛々しかった。なので、本人のダンスはかなり控えめになっていた印象だ。
Musicがセットリストになかったのがちょっと残念だったが、オープニングアクトでDJがやってくれたのでヨシとしようって何目線?(笑)
因みに、コンサートが終わったのは0時45分。
そこからダッシュで走ってホテルまで戻った。もはや慣れですな。
マド姐さんのキャリアが40周年を迎えたというのにも驚きだよ。だって、同時代に生きたマイケル、プリンス、ホイットニー、デビット・ボウイ達はもうこの世にいないのに、そんな中、現役バリバリでいるわけですよ。
そして、
そのマド姐さんを中学生の時から40年近く追いかけ続けた自分にも驚きだ。まさかね、そんな長いことファンでいるなんて(それも熱烈な)思ってもみなかった。
さて、VIPパッケージでもらったノベルティがこちら。
ノベルティ自体にはあまり興味がないので、頃合いを見て、放出するつもり。
さて、次のツアーはあるのだろうか、、膝の具合次第ってところなんだろうな。
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