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柳川藩主立花邸御花、立花資料館 [福岡県柳川市]

(2021年11月の訪問記録)

自分のルーツを遡って調べているのですが、どうも福岡県柳川市辺りがそうではないかな?ということでやってきました。その所縁の地を歩き倒していると、Googleマップ上だけではわからなかったことが見えてきて、また調べなければならないことが増えてきて、いやはや終わりのない旅に出た気分です。


と、せっかく柳川にきたのだから、ずっと前から来てみたかった立花資料館へ、って、なんかすごい所に来た......。


柳川藩主立花邸宅の敷地の片隅にありました。

昨年だったと思うのですが、立花家の重宝散逸の危機から守るためにクラウドファンディングを行なっていましたね。そのことを知った時には既に募集終了していたので、その代わりに資料館へ足を運ばねばと思っておりました。

で、今回、ついにその機会がやってまいりました。


入場料1,000円を支払って、入館です。

柳川藩初代藩主、立花宗茂公とその奥方がお出迎えです。



立花家は江戸初期から明治維新まで続いています。


資料館内の展示については、フラッシュ撮影は禁止ですが、フラッシュさえなければ、どうぞお好きなだけ撮影してくださいとのことでした。


宗茂が所有していたと言われる鎌倉時代に備前で作られた短刀ですね。


豊後の大名、大友宗麟に、高橋紹運(宗茂の実父)、そして宗茂ですね。
もうね、島津が攻めてきた時の岩屋城の戦いは壮絶でしたね、、、(涙)



宗茂公の具足。

いやあ、もうこれ、いいもの拝ませてもらいました。すごい!



あるわあるわ、貴重なお宝。



豊臣秀吉から拝領した壺とか、


徳川家光から拝領した壺とか、

いちいちすごいんですけどー。
さすが、武勇伝の多い宗茂公ですわ。


資料館の展示品は一定期間で変えているとのことですが(なんせ5,000点とかあるんでしょ?)、コロナ禍においては来客数も少ないので、頻繁に変えることはしていないと。でも、1年単位とかで見に行くのもアリかもしれないですね、、。


と、資料館の外には宗茂公と奥方の自販機がありましたね(笑)



さて、立花資料館で購入した入場券で、御花の和館と洋館、そして庭園の見学もできるということなので、御花へ向かいます。



いやはや、洋館の前には大きなソテツがありますね。

和館の入口から入って行くのですが、この時初めて知りました。
ここ、宿泊できるんですね!!!



まず目を引いたのが素晴らしい雛壇。


そして、美しい中庭。



こちらも中庭、、って、ここにもソテツがありますね、、。



和室の大広間!!



大広間から見える庭園が素晴らしい!

これを維持するだけでも大変そうだ、、と余計なことを考えてしまう。



そして、洋館へ入って行きます。



明治時代になって14代当主が新たに建設したということですが、、

素敵、、素敵すぎますね。調度品も素晴らしい、、。



洋館の2階の窓からの眺めはこんな感じです。



いやはや、これはその14代当主と奥方様の写真でしょうか?

もうため息しか出ない。



洋館の1階に降りてきて、

ここでゲストの方々をお出迎えして、パーティなんぞやっていたのかしら?
豪華絢爛ではないけれども、当主のセンスの良さが感じられる調度品の数々で、めちゃくちゃ私好みでした。



そして、和館に戻るところで、柳川城下町の絵図があったので、のちのちの参考のために写真を撮っておきました。



いやあ、、、素晴らしい邸宅でした。




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