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“40歳”が、やって来る。(あと5日)

※この文章を書いている今は、
じつは2023/05/14です。
まさに夏休みの宿題に追われた小学生さながら…(苦笑)記録に残したいので頑張ります!


40歳まで、あと5日。

2023/05/10(水)
テーマは「導かれ旅、熊野へ」

夜行バスに乗ってたどり着いたのは
和歌山県の新宮市。

まだまだ寒い朝晩だけど、
生まれたばかりの太陽は明るくて
やっぱり朝が好きだな、
と噛みしめた。

ポケットの中の小さなあたたかみに
手を伸ばす。
昨夜頂いたホッカイロだ。

夜はさすがに少し寒くて、
途中のサービスエリアでカイロを探した。
けれどもう季節柄売っておらず…
レジの初老の女性が
「ちょっと待ってね、私のあげる」。
そう言って小走りで取りに行ってくれた。

深夜の出来事。
まさかの、あたたかな心遣い。
すごく嬉しかった。

これのおかげで、よく眠れたなぁ。

女性の素敵な親切を思い出して
ほっこりし、
ふたたび別のバスに乗り込む。

行き先は、熊野本宮大社。
新宮駅から1時間半ほどかけて
ゆっくりとバスは進んだ。

今回の旅の目的は、
「生まれた地に近い神社にゆくこと」。

誕生日は生まれ変わる日。
生まれた場所に近い神社にお参りすると
とても良いよ。

今行っている鑑定の、師匠の言葉。

私はおよそ40年前、
和歌山県御坊市で生まれた。

蘇りの地
とも言われている熊野。
その本宮に行くことは
誕生日が近い私にとって必然に思われた。

本当は当日に行くのが一番よいけれど、
私にとっては5/9が最もよい出発日
ちょうどぽっかり、予定が空いていたのだ。


熊野本宮大社にたどり着いたのは
朝9時30分。
夏のような明るい陽射しと
さわやかな風が心地よい。

ゆっくりゆっくり、
ご挨拶をして進む。

受けたかったご祈祷も
ありがたく受ける。

八咫烏のポストがあって
そこから自分に向けて手紙を送る。

39歳の私から送る、
40歳の私への手紙。

ずいぶん、ゆっくりと時間を過ごした。
なにせこれが旅の目的だから。

そのほかにはあえて計画はせず、
その時の気分に任せる。

近頃はそういう旅のしかたが多くて
今回もそんなふうに
ゆっくりと時は流れた。


と、ここで事態は一転する。


(翌日分に続きます)


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