揚げ足取りはトラブルを生む・怒りからの脱却

みなさまこんにちは!RENです。

揚げ足取りとは【人の言いまちがいや言葉じりをとらえて非難したり、からかったりする。】

このテーマについて、この間はパートナーと熱く語ってしまいました。(正確にいうと、私に付き合ってもらいました)

私は“揚げ足取り“という行為が大嫌いです。
なぜかというと“人を傷つける可能性を孕んでいるから“です。

いつも動画上でお話をしていますが“誤字や言い間違いをすることを恥ずかしいと思う必要はないし、気にする必要はない。指摘する人の方が指摘の仕方を考えた方がいい“という風にお話をさせていただいております。

間違えているのは相手なのに、指摘してあげているのは“感謝されるべきことじゃないの?“と思われるかも知れません。

“え?誰が指摘して欲しいって頼んだの?“

私は、そう思ってしまいます。

例えば、国語を習っています。習っているのだから、間違っていれば“先生“に指摘をしてもらい“指導“をしてもらいます。
“授業を受けている“のだから“指摘してもらう“は普通のことですよね。

なので、国語を学んでいて、国語の先生に指摘されるのは、普通のことです。

では日常会話においてはどうですか?

もしその言葉が理解できなかったとしたら「〇〇ってことであってる?」と聞き直したら良いのです。いちいち「間違えてるよ^^(笑)」とか「え?今〇〇って言った?(笑)」と煽るような言い方をしなくていい。

Among Usというゲームがありますが、発売当初の日本では「アマングアス」なのか「アモングアス」なのかで意見が分かれました。
圧倒的に「アマングアス」という人が多かったのですが、製作者に聞いたら「アモングアス」が正解だったそうです。

こういうことで、よく見るのは“自分はよく指摘しておいて、自分が指摘された時は顔を真っ赤にするか、青ざめて心が傷つく“人が多いということです。
自分は受け流せないのに、人には強く指摘する人が多い。(そうじゃなくても、わざわざ煽るように指摘する必要はないのだけど)

私はその言葉の意味を覚えても、言葉にできない瞬間もありますし、気に入らない語彙をすぐ忘れてしまうので、難しい言葉は使えません。漢字は読めて、意味もすぐに理解できるけれど、自分は普段使わない言葉もたくさんあります。(読書家あるあるかもしれないですが)
ですが、それらのせいで人に伝わりにくいと感じたことはありませんし、他の人より達観して物事を見ている自負があります。

それでも「ほんとお前って言葉知らないよな」と言われることがあります。学がないので、そりゃそうなのですが、言われたら「は?うるせぇよ」って思ってしまうのが私です。

ちなみにイントネーションがおかしいこともしばしば。(方言の癖とかではないのだけど)

けれど「うるせぇ」と思って流せる私みたいなハート超合金はいいとして、本当に繊細な方は“引っ込み思案“になってしまいます。間違うことは“恥ずかしい“や“馬鹿にされて傷つく“という感情が生まれてしまいます。

こうすると、人はうまく自己表現ができなくなったり、自己肯定感が下がったりしてしまう。そういうメンタルを生むこと自体の方が、地球にとって、人間にとっての害になってしまう。

人は学ぶし、変わっていける。言葉も時代と共に変化していく。だから自分にバツはいらないのです。

学があるからってなんでしょうね。言葉を多少間違ったからって人が死ぬのでしょうか。

それよりも、人のことを馬鹿にしたり、許せるような物事を許せずいつまでもぐじぐじと腹を立てている人の方がよっぽど稚拙な考え方をされていると思います。

はい、上記の太文字は、揚げ足取りです。
こうやって“そっちの方が“と思っているだけなら良いですが、相手に言ってしまうと“揚げ足の取り合い“が始まります。

これだと人間同士喧嘩になったり、思考も会話も堂々巡りになってしまうのです。
だからこそある程度の“スルースキル“が大事なのです。

言葉の揚げ足取りでご説明をしてきましたが、それ以外のこともそうです。
私は馬鹿にされた時は、その人より上に行く人であろうと思っています。その人が馬鹿にした私がその人の上に立つことは、何より腹が立つことだと思っているから。

何が上なのか下なのかという判断は、私の個人的な判断でしかありませんが、相手よりも成果を出せるかっこいい人であろうと思っています。

そして、そんな腹が立つ対象になってくれたことに感謝までしちゃいます。自分が素敵になるための火付け役となってくれているのだから。

あと一番大事なのは、関わらないことがベストです。顔も見たくないなと思ったら、二度と顔を見なくていい状況を作ることが健康的な心を作る鍵。

なので、私は性格が悪いです。でもそれで良いのです。心のグツグツが一生治らないのであれば、誰にも迷惑をかけていないことで、別の方法でやり返せば良いのです。

いつまでもお腹の中がマグマのように煮え切っていたら、自分が不幸になるだけ。これを“人を呪わば穴二つ“の本当の意味だと思っています。

だからこそ、私がその人よりも素敵になる。自分だけの幸せを掴む。
これが最高に美しい“仕返し“だと思っています。

少しでもご参考にしていただけたら、幸いです。

REN

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