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お手本なしの人生

最近、「1リットルの涙」という15年くらい前のドラマを見直した。
沢尻エリカ主演の2005年に放送されたノンフィクションドラマだ。

14歳で「脊髄小脳変性症」という難病を患い、身体が不自由になり、しゃべることもままならなくなるほどの病と闘っていた人生をドラマ化したものである。

タイトルの「お手本なしの人生」はモデルとなった木藤亜也さんの日記をもとにした詩集であり、その中から私にぶっ刺さった3つを是非紹介したい。


見えてきた。
素直になったら
その人の目になって考えてみたら
人の心が見えてきた。

友だちに「読書するようになったのは、亜也ちゃんの影響よ」と言われた
「ああ、よかった」
わたしは 彼女たちに迷惑ばかりかけていたんじゃないと
思ってもかまいませんよね


ただそれだけにすがって生きている
自分のなんと悲しいことよ

引用:お手本なしの人生「1リットルの涙」亜也の詩 木藤亜也、木藤静香著

なんだか言語化したくない、このガンッとくる感情の中でもやもやしていたくなるような亜也さんの言葉の重みを感じている。

ただ僕は今当たり前だと思っているこの状況に感謝しなおし、
今できる最大限の力を発揮しながら精一杯生き抜きたいと感じた。

深夜なのでポエミーになった

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