ごっこ遊び

そういう"ごっこ遊び"だってこと、本当はよくわかっている。

随分と金も時間もかかる"ごっこ遊び"だけど。しょうがない、小さい頃から"ごっこ遊び"が大好きだから。


夜の世界は、まやかしの世界。幻の世界。そこに真実はひとつもない。あるかもしれないけど、それを推理するのはお門違い。だから楽しい。楽しいだけで過ごしたい。


"ごっこ遊び"で割り切れれば、所詮"金"で割り切れれば、楽しい遊び。でもそこは人間、割り切れない時もある。そういう時がある。

仕事キャンセルになって被りいるって言われてキレないメンヘラはいない。診断が欲しくないから行かないだけで病院に行けば診断が付くくらいには精神的に安定してない私が、そんな所にハマったらいつか泣くと思ってたけどこんなに早く泣くとは思わなくて、未だに引き摺り続けてるけど、そもそも問題昔からいつも長々と引き摺る方だった。引き摺るというか、言動を省みて、1人反省会をするのが好きというか、今度はじゃあこうしようかな、と思うのが好きというか。答えが見つかる時はいい、今回は、見つからない。だから嫌。

答えが見つからない。これは私の人生においてとても嫌いなこと。学歴コンプ即ち、答えがあるテストが分かりやすくて、それを指標に生きているということ。勉強が嫌いな今でも学歴コンプ拗らせてるし、どうにか抜け出せないかなと思いながら、勉強が嫌いなので結局何もしないで勝手に拗らせてる。死ぬほど厄介。害悪。自覚はある。自覚あった上でウジウジしてたい。まだモラトリアムだから。


泣いた時に男を2人ほど侍らせてて、1人はすごくすごく考えながら沢山声掛けてくれて、言葉かけてくれて、もう1人は困ったように微笑みながらずっと私を眺めてくれた。


どっちが正解とかじゃなくて、どっちも嬉しかった。"金"で買った"嘘"の関係だけど、それでも、その時間は絶対に仕事を放棄してくれないでいてくれる、私が望む男でいてくれる、そういう信用と信頼をくれる、それだけで嬉しい。金出しても裏切ってくる人がいくらでもいる中で、ここにはそういう人はいない、と思えるだけで、それだけでいいかな、って気持ちになる。

でもね、

とりあえず僕のために生きてください。

これは、私の目見て直接言って欲しかった、な。


なんてね。



今日も明日もずっと幻の中で生きてたい、ね。

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