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Diversity Dialogue Vol.1 日本で働く外国人×留学生の対話会 from YOKOHAMA を開催しました


こんにちは!
An-Nahalインターンのれんです。

今回は、3月16日(火)にオンラインで開催した、留学生と日本で働く外国人の対話会イベントのレポートをお届けします。


①留学生が多様なキャリアのあり方を知る機会に

開催に至った経緯

「横浜をつなげる30人」ではオープンセッションと呼んでいるそれぞれのテーマに関わる人をお呼びして対話をする場があります。多文化協働チームでは横浜市立大学留学生就職支援コーディネーターの河瀬さんをゲストに以前お呼びしました。
そのご縁から、河瀬さんより
「今回コロナ禍でさらに就職活動にも苦労しており、OBOG訪問などキャリアについて考える機会も限られている留学生に何かできないか?」
と相談いただき、ならばオンラインでできそうな企画をしてみよう!と実施が決定。

イベントタイトルは
「Diversity dialogue vol.1 日本で働く外国人×留学生 from YOKOHAMA」

就活イベントというよりは、まずは日本での就職を考えている留学生に実際にそれを実現させている日本で働く外国人材との対話の場を届けよう!ということで、3人の様々なキャリア・業種の外国人ゲストスピーカーを招くイベントを企画しました。



②主催チームの想いはひとつ。横浜から多文化協働をスタンダードに!


主催者について

このイベントは、
ヨコハマ・カナガワ留学生就職促進プログラム

「横浜をつなげる30人」の多文化協働チームによる共催という形で実施されました。

✍️An-Nahalの関わり
代表品川がこの「横浜をつなげる30人」という横浜に集うマルチセクターのコミュニティに参加しており、横浜をより良い街にするアイデアの一つとして多文化協働の促進をテーマに提案し、”多文化協働チーム”が組成されました。


③10カ国を超える学生との対話


当日の様子

当日は品川優がモデレーターを務め、インターンのれんとゆうかも各ブレイクアウトセッションのファシリテーターを担当しました。

メインコンテンツは2つ
・ゲストスピーカーのキャリアストーリー
・各スピーカーがブレイクアウトルームに分かれ、詳しいキャリアストーリーについて対話


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3名のゲストスピーカー

イベントには3名の外国人スピーカーをお招きしました!

Peifei Zang さん:京セラ株式会社在籍、中国出身

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Wesley Bishop さん:株式会社カプコン在籍、アメリカ出身

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Ankita Jain さん:株式会社ヘリオス在籍、インド出身

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それぞれ出身が異なるだけでなく、全く異なる業界に勤めており、そこに至る経緯や日本での留学・就職経験も多様で、一様ではないキャリア形成の可能性を赤裸々に話していただきました。


参加者も、横浜市立大学、横浜国立大学から九州の大学まで、全国から30名近い留学生のみなさんが参加してくれました。出身国も10カ国以上と多様性に富んでいました。🇨🇳 🇧🇩 🇲🇾 🇹🇭 🇮🇹 🇨🇲 🇵🇭 🇮🇩 🇻🇳 🇯🇵 🇺🇸 🇮🇳
学部生から博士課程の学生まで幅広い参加者が集まりました。

まずは全体でのセッションでゲストスピーカー3名から自己紹介とキャリアについて。

最初のゲストスピーカーによる自己紹介とキャリアのお話では日本社会に慣れるための努力や日本で働くことを強く希望していた気持ちを理解することができました。
スピーカーのWesleyさんは小学校でのALT(外国語補助助手)経験があり、一見繋がりがなさそうに思えても、小学校で英語を教えた経験が現職に生きていると自身の経験を共有していました。
Ankitaさんの大学での研究やZangさんの日本留学時のアルバイト経験など、今のキャリアを築くまでに皆さん多様な経験をされていました。

ブレイクアウトセッション
全体セッション後にはブレイクアウトセッションで各スピーカーと参加者がさらに詳しく対話をする場をもうけました。
私はZangさんの部屋でファシリテーターを務めました。
全体セッションでは聞けなかったこれまでの歩みや日本で働く上での工夫をたくさん教えていただきました。

参加者の方からも非常に多くの質問が飛び交い、
時間が足りないほどでした(汗)

セッションの中で
「日本人の本当の感情を表に出さない部分を汲み取る必要があることに困惑した」
と言う声が挙がったことが強く印象に残っています。

日本で育った私ですら同じように困惑することも多いですが、日本に慣れ親しんでない人にとってはさらに苦労するポイントですよね。

その対策として同僚と飲み会などインフォーマルな場での関係構築も有効というお話もありました。宗教の壁や生活様式の違いから「お酒の場」が必ずしも全ての人にとって活用できるわけではないですが、食事やお酒を通して親睦を深めることが大事になってくるそうです。

コロナでこのような気軽に話せる場が減ってしまっている状況では、文化の異なる外国人の方が日本人の多いチームでコミュニケーションするのは苦労する場面も増えているかもしれませんね。


日本で働く上で大切なこと

イベント全体、そしてブレイクアウトセッションを通じて3名のスピーカーが共通して繰り返し伝えていたメッセージがあります。

それは
・日本語能力の重要性
・頼れる人を増やす(ネットワーク)ことの大切さ


どんなに企業がグローバル化を推進していても、社員も顧客も大半が日本人であることから日本語能力が高ければ高いほどチャンスは広がるということ。

中には英語や日本語以外の言語だけで仕事が完結する人もいますがそれはまだごく少数。だからこそ、学生時代から日本語能力を向上することの重要性は3人とも強調していました。また、日常会話ができていてもビジネスで使える日本語能力に到達するには多くの努力と時間が必要とのことでした。

人と人とのコミュニケーションには言語能力も大きく影響しますね。

一方で、日本人側ができることとして日本語の完璧さを求めないこと、時に双方の言語を使う努力をすることなどでこのハードルを少しでも下げることができるのではないかと感じました。


そして同じく大切な人と人とのつながり、ネットワーク

異国の地で自分が望むキャリアを積むためには受け身ではなく自らネットワークを持つ努力をすることはとても重要だそうです。
つながりがあることで就職に関することだけでなく、外国人として社会で孤立しやすい中、日常の不安や心配事も相談する相手ができて、新たなステップを歩みやすいとのことです。

Ankitaさんの「チャンスは待っていてもこない。自ら探しにいくことがとても重要」というメッセージや、
Wesleyさんが今の仕事を探している時にも「ALT時代のつながりで相談できる人がいた」という話からもつながりの大切さを物語っていますね。

実は、今回のゲストスピーカーも、Zangさんは横浜をつなげる30人に参加している同僚の方からの紹介、Ankitaさん、WesleyさんはAn-Nahalの代表品川が所属するGlobal Shapers Communityの仲間というつながりからお声がけしています。

「横浜をつなげる30人」というプロジェクト通り、「つなげる」の大切さを主催者としても改めて実感することとなりました。

このように、1時間半という短い時間ではあったものの、とても濃密な対話をすることができました。

素敵なお話をしてくださった、Zangさん、Ankitaさん、Wesleyさん、ありがとうございました!


「また参加したい」「時間が足りない!」といった参加者の声も


参加者の声

参加者からは、外国人の視点から日本の就職について知ることができたという声やまた開催して欲しいという好評の声をいただきました。
また、もっと質問したかった時間が足りなかったとの声も頂いたので、さらに留学生の方々の力になれるよう次回の開催も積極的に進めていきます✨


最後に

今回のイベントでは
Global Shapers Communityの小島久枝さんにグラフィックレコーディングをしていただきました!

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イベントの対話がひと目で振り返れる素敵なレコーディングですね🌸
これを見ていただければイベントの様子をさらに感じることができますので、是非御覧ください!
グラフィックレコーディングの作成ありがとうございます。


この記事からイベントの様子を感じていただけたでしょうか。
An-Nahalでは
”Celebrate our differences with collaboration”
をキャッチフレーズにこのようなイベントを始め様々な形で「多様な人材が協働する社会」の実現に取り組んでいきます。

今後も様々な取り組みを紹介していきますのでフォローしていただけたら嬉しいです✨


執筆:長谷川廉(株式会社An-Nahal インターン)

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