減量には運動は必須?
運動不足で体重が増えてしまった人はいませんか?
減量には【運動】は必須です!
しかし、栄養ばかりがフォーカスされて
「運動しなくても痩せる」
「痩せるには運動は必要ない」
「食事8割、運動2割」
と書かれているものをよく目にします。
確かに食事の方が重要ですが、太っている人が痩せるためには【運動】も同じくらい重要になります。
その理由をお伝えしていきます!
内臓脂肪から炎症物質が放出されている?
実は内臓脂肪から炎症物質が放出され、
【炎症】【インスリン抵抗性】を引き起こします。
インスリン抵抗性とはインスリンが効きにくい状態です。
インスリンが効きにくいと血糖値が上昇してもすぐに下げることができないので高血糖となります。
高血糖になると慌ててインスリンを過剰分泌して、脂肪の蓄積・低血糖を引き起こします。
この後は血糖値の乱高下を引き起こし、様々な体調不良を引き起こすことになります。
内臓脂肪が多いと太りやすい体質になるということです。
インスリン抵抗性を改善させるためには運動
インスリンが効きにくい人には【運動】が超重要です!
図のように、インスリンが効きにくいと糖を取り込むための細胞の入り口(GLUT4)が細胞膜まで移動してこないので糖を取り込むことができません。
しかし、筋収縮/運動によってインスリンと同じような効果をもたらし、糖を取り込むための入り口を細胞膜まで移動させることができます。
インスリンが効きにくくなった状態では運動併用は重要です。
運動方法
そのような運動がいいのでしょうか?
目的によって変わりますが、全体的に痩せたいのであれば強い負荷で筋肉をつける運動が有効です。
筋肉をつける負荷で行うこと筋肉にストレスがかかり、筋肉を合成しようと働きます。
筋肉合成にはエネルギーが使われるので、消費エネルギーが増加します。
そして筋肉合成することで大きくなった筋肉は、維持するのにエネルギーを多く消費します。
維持していくエネルギーだけではなく、熱産生としての消費を多くなります。
筋トレ時間が短くても、運動後に代謝が大きく増えます。
ウォーキングやジョギングで主に鍛えられるのは遅筋線維であり、全体の筋肉量はあまり変化せず、代謝も大きく上がりません。
そして有酸素運動のし過ぎは、逆に代謝を低下させるので注意が必要です。
減量を行う際は【食事改善】【運動】を併用して行いましょう!
お読み頂き有難う御座いました。
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