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血糖値の評価について

現代人は様々な要因によって【血糖値の変動】が多くなっています。

血糖値の変動を判断するには、
①症状をみる
②血糖値を測る
③血液データをみる

この3つを総合的に解釈することが必要です。

今回は②、③についての見方を詳しく解説していきます。


血液データで判断する

血糖値をみるには、【グルコース(血糖)】か【HbA1c】をみましょう!

この2つは健康診断でも測られている事が多いので活用しやすいです!


・グルコース(血糖)

これは空腹時の血糖値を調べるのに使われます。この数値は食後や運動時に変動しやすので注意が必要です。


正常値:80〜100mg/dl

本来は空腹時で測ることが望まれますが、健康診断などで測定する場合は必ずしもそうではないので多少の前後は気にしないようにしましょう。


もし160以上、80以下など極端に数値が変動している場合は、血糖値の乱高下を起こしている可能性を考えましょう。


・HbA1c

過去1〜2ヶ月の血糖を反映した数値となります。そのためグルコース(血糖)より正確に出ます。
HbA1c=糖が結合したHb量/全てのHb量


正常値:5.0〜5.2(%)

一般的な正常値の範囲は4.6〜6.4%と広いですが、これは当てにはなりません。

この数値より上でも下でも血糖値の変動が多く、低血糖症状が出ている可能性を考えましょう。


実際に血糖値を測る

この方法が一番確実であり、血糖値の変動が多いのかを確実に評価することが可能です。

ただし、手間とお金がかかります。


お勧めなのは「フリースタイルリブレ」です。


この写真のように上腕にパッチをつけます。そのパッチに黒のリーダーを近づけることで24時間いつでも血糖値の測定が可能になります。(正確には血糖値ではない)


食後の血糖値の推移や睡眠中の血糖値の変動まで記録してくれます。


何を食べた時にどのくらい上昇するのか?が知りたい方はかなりお勧めです。


まとめ

血糖値の変動は
①症状
②実際に血糖値を測る
③血液データ

この3つで総合的に判断しましょう。


血糖値の変動が多い場合、そのまま放置するのはやめましょう。

成れ果てが「糖尿病」です。

最後までお読み頂き有難う御座いました^ ^

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