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変な緊張感と不安の正体

職を変えるに当たって、大変な緊張感と不安に苛まれている今の自分がいます。
こんなにネガティブな感情になるタイプではないのだが、自分の心境を冷静に分析してみると、色々な分析結果がわかってきた。

これは大学を出て働き始めて18年間、私の特殊な働き方の運命によるものだったと理解をしたのでした。

結論から申しますと、「新しい環境への免疫」が全くないということ。

「新しい環境」というと少し語弊があるのですが、私は新卒で入った会社にて、退職するまでの3年半もの間、部署移動、転勤、上司の変更が全くなく、常に同じ環境で仕事をしてきました。
自分自身は何度かの昇進をし、仕事の内容、責任や、後輩の面倒なんかも見たりもしましたし、新しい商品の担当になることも多かったので、「働く人」という面以外では変化はありました。

その後、取引先をやめた方に誘われて転職をしたわけですが、転職した会社は立ち上げ2年目のベンチャーで内紛真っ只中。
入社直後に経営側と従業員側が真っ二つに対立して売上が半分以下になるという修羅場。
数字を持っていた従業員が顧客を持って独立してしまうという結果になりました。
残った営業マンの中で、半年後に気がつけば先輩はいなくなっていて、なんとか数字も回復させることができたので、入社9ヶ月、27歳、3期目から取締役に任命されました。

入社時の会社の年商は約4億円でしたが、5.5億、6.5億、8億と年を追うごとに数字は伸び、退任時には約30億の年商になりました。

会社の成長と共に、自己のステージの成長は常にあり、多くの人が体験できないような環境の変化は沢山体験をし、その間にはオーナーから同列グループ会社の再建プロジェクトにて、代表取締役の任も約4年間努めさせていただきました。

そんな特殊なキャリアを積んできながらも、世間の方々が体験するような、転勤や、転職、部署移動、ジョブローテということの経験がなく、業績で会社としての評価が自己の評価と直結していたため、個人として、人としての評価を20年近くされていなかったことも、この恒常的不安感の種になっているのだと理解しました。

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