アフリカ縦断記(1)離陸、エジプト初日編
さぁ、ワクチン、言語(?)と準備は整いました。ついにアフリカに向けて出発します。
大学と内定式が始まる10月の初旬までに、北はエジプトの首都カイロからゴールの南アフリカのケープタウンを目指します。
私は、バックパッカー自体が初めて+発展途上国にも行ったことがないので、一体どんな荷物を詰めたらいいのか全くわかりませんでした。ネットで調べたり、友達の話を聞いてとにかく詰めてみました、でもリュックが重たくて仕方がない。
とにかく肩がすぐに痛くなって、とてもじゃないけど一日中歩けそうにはありません。
選択肢としては、日本食を諦めるか、洋服を少なくするかでした。
でも、日本食は絶対食べたい。洋服も着こなしたい。という青二才の欲望を抑えることができず、強行突破。今肩を痛めながらエジプトでこの日記を書いています。
今回のフライトは名古屋→博多→ソウル(韓国)→ドーハ(カタール)→カイロ(エジプト)の計30時間の旅。片道7万円の激安価格で、学生にしかできないタフな経路だったと思います。
ついについたカイロ!
外の気温は40度近くありましたが、湿気がなくそこまで不快な暑さではありません。空港内もかなり簡素な作りで道に迷うことなく入国手続きを済ませることが出来ました。
入り口にはタクシーに乗らせようとする客引きがたくさんいたのでuberタクシーを利用、予約していたホテルまで運んでもらいます。
なかなかつかないなぁと思ったら、taxi運転手が途中で勝手に休憩を仕出すという傲慢ぷり。そういえば入国審査官も合間を縫ってツイッターいじってたな。
ホテルについて、仮眠をとったら、ハマームマフシーを食べに行きました。鳩を使ったエジプト料理で中に米が詰め込まれています。
さてエジプト最初の料理の感想は、
味がしなかった。KFCが食べたい。
一発目からエジプト料理の洗礼を受け少しテンションがさがりました。その後は、シーシャ(水タバコ)を吸いに外の屋台へ。エジプトはシーシャの発祥の地の一つとされていて、町中の至るところにシーシャが置かれています。
私はタバコはすわないので少し心配でしたが、水タバコはニコチンの含有量が少なく、煙が吸いやすいそうです。レモンの味がする煙を吸っているだけでした。喫煙者の友達に聞いてみたら水タバコはたくさん煙がでることに趣を感じるそうで、ニコチンを吸うためのものじゃないみたいです。
私がすごく魅力的に感じたのは、シーシャの場でたくさんの人が自然にコミュニケーションをとっていたことです。“タバコミュニケーション“という言葉があるように、共通のシーシャを通じて、たくさんの会話が生まれる瞬間があり、交流の場としての役割がありました。
私は、こういった交流が生まれる場が大好きで、一年前にフィンランドに留学していた時にサウナの中でフィンランド人がコミュニケーションをとっていたことを思い出しました。
日本にも自然発生的にコミュニケーションが生まれる場所がもっと増えたらいいなと思いつつ、エジプト初日を終えます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。日本にいいシーシャの店(コミニケーションが取れる)があったら教えてくださいね!