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アフリカ縦断記(5)入国拒否されるも、素敵な社会人に出会う

楽しかったエジプトとお別れを告げ、次の目的地エチオピアに向かいます。
前回の記事はこちら

本当は縦断なので、隣国スーダンを通過する予定でした。しかし、スーダンでは内戦が4月から勃発してしています。
前独裁政権が淘汰され、民主化のプロセスの中で国軍とRSF(民間の軍事団体)が主権争いの紛争を起こしています。

この件についてはコメントを差し控えます。しかし、友好的な国民性と有名な彼らに日本についてのイメージを聞くことができず、苦渋な判断となりました。

飛行機でエチオピアの首都アディスアベバに向かいます。費用はなんと4万円。

2470kmも移動。少し複雑な気持ちです。



かなりの痛手です。しかしさらにここで悲しい事実が。

本来エチオピアに到着してから発行するビザが現在発行を停止中。代わりにオンラインでの申請が必要となりました。その額82ドル=11000円,,,,

高すぎる!しかも申請に3日以上かかる…
エジプトで立ち往生していると、たまたまホステルの人が砂漠ツアーを案内してくれました。

砂漠ツアーへ

内容は複数の砂漠を巡り、夜はサハラ砂漠でキャンプをしながら星を見て過ごすというもの。同じホステルに泊まっていた日本人と参加することにしました。

彼は社会人の銀行員で残業直後に飛行機乗り、2回の乗り継ぎを経て深夜のカイロに到着。翌日の朝6時発の車に乗って一緒に砂漠を巡るという脅威的なバイタリティの持ち主。趣味が写真撮影とのことで、写真をとってもらうことに。

最初に訪れた黒砂漠(砂漠に火山岩が広がる)で撮ってもらった写真がこちら、


CGかと思いました。腰が抜けます。

次は白砂漠(砂漠に石灰岩が広がったもの)

白砂漠


圧巻です。そのままキャンプ地に向かい、夜を過ごします。

満点の星空


月が沈むと星がさらに鮮明に映ると聞き、3:30に起床。外に出た光景でした。

星の数に圧倒され、言葉で表すことができなかったです。カイロはクラクションが鳴り響く喧騒な街なので、静寂な砂漠とのコントラストも印象的でした。

顔はダニで腫れて、常にハエと一緒に過ごした2日間でしたが、忘れられない旅行となりました。

日本人の彼は、翌日から南エジプトに向かうとのこと。忙しないと思いつつ、社会人になっても海外には行けるんだと励まされました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。今度こそエチオピアに向かいます!






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