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腹ごなしのVRフィットネスとリモートワーク

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腹ごなしのVRフィットネスという楽しみ

会社勤めをしていた際には、お昼ごはんを外で食べに行く際に、敢えて遠いところまで足をのばして、帰り道で腹ごなししながら職場に戻ることがありました。

ただ、その腹ごなしは天気に左右され、雨や雪、また暑い日などはそもそも見合わせていました。また、遠くの目的地に着いたら、大人気でなかなか中に入れず、時間にジリジリすることもありました。そんな時は帰りは腹ごなしレベル以上のダッシュになってしまい、横腹イテテ。。となりながら職場に戻っていました。

リモートワークだと、食後の腹ごなしもサクッと済ますことができるのが嬉しいポイントです。VRデバイスを用いたVRフィットネスはお気に入りの腹ごなし方法として重宝しています。

食後の少しの時間でも、外にでることなく体を動かすことができるため、とても気軽にリフレッシュできます。外に出るとなると、それなりの準備が発生しますので。。着替えて、日焼け止め塗って、靴を履いてと、外出する場合は分解してみるとそれなりのステップが必要になります。

VRフィットネスではそんなステップは不要で、シームレスに運動モードに移行することが可能です。そしてリフレッシュによる活力を得て、午後の仕事のパフォーマンスを高めてゆくことにもつながっています。

今回はリモートワークから少しずれますが、お気に入りのVRフィットネスのゲームについても以下で記載します。

Beat Saber、それがはじまりだった

最初にプレイしたVRフィットネスのゲームは、Beat Saberでした。去年の秋頃にこのゲームに出会い、すぐにドハマリしました。音楽を聴きながら体を動かすことが好きな質なので、公式の曲とあわせて、Modを入れてのカスタムソングとかも含め、ダンシングタイムを堪能していました。

ただ、自分はあまり運動神経が良くなく、高難易度の曲はハードルが高く感じていました。そういう曲を無理にプレイしようとすると肩を痛めそうだったので、見合わせていました。

高難易度の曲も、繰り返しプレイすればいつかはできるようになったのかもしれません。ですが、「曲はランダム再生こそ至高!」な人間であるため、同じ曲のリピート再生は飽きてしまって練習も長続きしませんでした。。

Beat Saberで自作マッピング作り

その結果、しばらくは、自分にプレイできるレベルの譜面に甘んじていました。ですが、キューブがあまり飛んでこない状態だと間延びした感じがしまして。。高難易度の譜面はプレイできないけど、キューブ数を増やしたいなと思い、自分なりにカスタムソングを作っていた時期もありました。

その際にお世話になったのが、こちらのMedicoreMapperです。Unityベースでの直感的な操作が可能で、ショートカットキーも多く、一時期、一心不乱にこのツールで譜面づくりに励んでいました。

ただ、そこで問題が。。自分の音楽的センスの無さから、曲のリズムと譜面がどうにもあっていないような気がしまして。。しかも作れる譜面も単調になってしまうので、ここでも飽きがじわりと出てきました。

Beat Sageの活用と調整プログラム作成

が!そこにBeat Sageとの出会いで、一転、状況は変わりました。AIが自動生成してくれるというこのWebサービス、「待っていました!」とばかりにプレイしたかった曲をドンドン追加し、気づけば自ら追加したカスタムソングの曲数は100以上にも膨れていました。

新たなBeat Saberタイムを楽しんでいたのですが、Beat Sageの出力した譜面が、Beat Saberのアンチパターンとして言われているものも含んでいるのが、次の気になりポイントでした。

なまじ下手なりに譜面づくりをしていた時期があったので、「あれ?」と気になるものが多く、まだまだ発展途上のAIなのだなというのを感じた次第です。

ただ、さすがAIのマッピングしている曲だけあって、リズムについてはバッチリです。キューブを切る瞬間の音と、曲のビートがドンピシャで、自分で譜面を作っていた時には味わえなかった爽快感がありました。なので、自動生成した譜面を活用しつつ、アンチパターンなものは修正し、且つ、もう少し運動音痴の自分でもプレイしやすくできないかと考えました。そして、その思いからBeat Sageで生成したマッピングを調整するPythonのコードを自作しました。(このPythonのコードはタイミングを見て、有償記事として公開できればと思っています)

その結果、キューブ数は多く90度に対応という譜面でも、ふりやすく楽しめるマッピングを大量に生成することができ、曲とあわせて体を動かす楽しさを満喫しています。

Beat Saberの運動負荷

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Beat Saberは上記の通り、自分でも譜面を作ったり、AIが生成した譜面をカスタマイズするコードをPythonで作ったりと、楽しんでいましたが、運動量的に実は少し不満でした。

運動神経は悪いですが、走ったり筋トレしたり、運動するならある程度負荷が高いものでないとスッキリしないという思いがありまして。。Beat Saberは腕ふりがメインなので負荷レベルとしてはちょっと低いなと思っていました。(高難易度の曲であればもっと体を盛大に動かすのでしょうが、いかんせん、そこには運動センスという越えられない壁があり、自分の力量レベルだと腕振りメインのものがほとんどでした。。)

90度のマッピングができるようになってからは、多少左右の移動もできるようになったので負荷は高まり楽しかったですが、もうちょっと運動したいという思いがくすぶっていたのです。

そして出会ったOh Shape!

そして、この夏にOhShapeに出会いました!一言で言って、最高ですね!もともと日本のテレビ番組で取り上げられていた、脳壁というものに着想を得たゲームだそうです。(自分はその番組は知らないですが、VRのゲームにはドンピシャだと思ったので、よくぞゲーム化してくれたと感じました!)

前方から流れてくる壁のポーズにあわせて動かすと、上下や左右の複雑な動きが発生し、それはそれは良い汗をかくことができます。首掛けの扇風機を併用しないとVRのグラスが速攻で曇るレベルです。防音や滑り止めを兼ねて、それなりに大きめのトレーニングマットを敷いていますが、その上を目一杯使える様な動きには本当に満足しています。

流れてくるコインも一生懸命取ろうとすると運動量が上がりつつ、且つ、ダンスしている感も高まり一石二鳥です。そしてぶつかるとNGな壁によって体を屈める際に、深めに体を左右に移動させる動からは、高負荷なスクワットをしているような感覚を味わえます。パンチする用の壁が来たときは、パンチヒットで壁が「ガシャーン」と壊れてゆき、スカッとします。爽快感が半端ないです。(曲にあわせて壁をぶち壊すのは、本当に最高です!)

慣れるまでは、「ポーズの判定シビアだなぁ」とか、「ハードの曲むずい。プレイできないよ。。」って思いましたが、そんな時期はすぐに過ぎ去りました。Beat Saberでは「難易度MAXのExpert+の曲なんてまず無理。。」な人間でしたが、OhShapeでは慣れた後は「OhShapeの難易度MAXのハード楽しすぎる!」と、ドーパミン大量放出しながらプレイしています。

OhShapeは運動オンチでも、身体を動かす事が大好きな自分にピッタリのゲームでした。自然と練習したくなり、昨日より今日、今日より明日な成長を、このゲームのプレイで味わえました。

OhShapeでのカスタムソング、そしてプログラミングのスキル

OhShapeはModを入れなくてもカスタムソングを追加することができました。その点も大感激です。OhShapesというサイトで公開されているカスタムソングの一覧で、Hardを含んでいてレーティングがそれなりに高いものだけを表示するTampermonkeyのJavaScriptを作り、気になる曲をガシガシGETしました。

カスタムソングの譜面は、公式のものには無かった新しさや面白さがあり、OhShapeが更に好きになりました。もちろん、公式の曲も飽きることなくまだまだプレイ中です。

Beat Saberに関連して作成したPythonコードしかり、OhShapesでのTampermonkeyのJavaScriptコードしかり、プログラミングができて、本当に良かったなと、ヒシヒシと感じた次第です。プログラミング自体の知識もそうですが、「これは自動化できるのでは?」「こういうものを作れそう!」と気づきを得ることが出来たのも、得難い財産だと思っています。

最後に

リモートワークの話の延長で、VRフィットネスのゲームについて、持っている2つを取り上げました。

漫画とかに書いた腹ごなし程度であればBeat Saber、仕事後にガッツリ体を動かしたい際にはOhShapeという棲み分けでVRフィットネスを楽しんでいます。

コロナ下で外出しての運動のランニングは量を減らしていますが、それでも運動不足を感じることが無いのは、VRフィットネスゲームのおかげだと思っています。

リモートワークから少しVRフィットネスのゲームレビュー的なものに展開してみましたが、好きなゲームについて記載することができ良かったです。Blogger後の最初の記事になりますが、今後もぼちぼち続けてゆきたいと思っています。

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