味覚という本能を取り戻す
以前お伝えしたように人は良くなるために食事をします。
命を営み、カラダを作り、健康を維持するために必要な元気のもとであるものを欲し、食事をする
これはあなたが本来持っている"食欲"という本能です。
カラダが欲する,欲しないとは関係なしに
カラダに良いからといった知識や思考で頭を満たすために食べていたり
舌先を満たすためだけに食べるといったような
人としての本能が鈍ってしまった食事をしていないでしょうか。
それでも、食べた後に幸せと感じているうちは良いのですが
食べ過ぎたと後悔したり
また食べちゃったと罪悪感がうまれたり
ダイエットの為に炭水化物は絶対に食べないと誓ったり
サラダから食べるといったルールで自分を縛り付けたり
カラダが必要としているか、していないかといった本能とは関係ないところで食欲をコントロールし
健康になるどころかココロが疲れて自分を見失ってしまってはいないでしょうか。
本能が鈍るということは、動物の世界では身の危険に直結するほどに大変なことです。
私たち人間も動物なので本能が鈍ると何をすべきかが分からなくなったり
いろいろな情報がやってきた時に、どれが自分に合っているのかよく分からなくなったり
やりたいと思ったことを実行できなくなってしまったりもします。
今、何かしらの不調を抱えていたり、悩みを感じているのなら
本能が鈍ってしまっていて
カラダが本当に必要なものをキャッチする力が失われているために
カラダに必要なものを食べることができていないからなのかもしれません。
動物には
自分にとっての適量がわかる本能や
食べて良いもの悪いものを直感的に感じとる本能が備わっているので
稲刈りが終わった後の田んぼにお米を食べにきた雀が、干してあるお米を食べ尽くすことはありません。
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