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春に備える食事②

東洋医学では
生きるのに必要なカラダの機能を
「肝・心・脾・肺・腎」の五臓に分けてに考えます
それぞれが互いに協力しあいながらバランスを保つことで
わたしたちは元気に過ごすことができます


例えば
心(しん)の役割は
血(けつ)をカラダ中に送るポンプなので
全身に血を巡らせたり
夜にぐっすり眠ったり
考える力をサポートをします

心が弱ると
血をスムーズに全身に
巡らせることができなくなり
顔色がくすんだり
夜眠れなくなったり
不安な気持ちに


肺(はい)の役割は
水(すい)を全身に運び
呼吸をコントロールすることなので
お肌を潤わせたり
ウイルスを予防してくれます

肺が弱ると
水をスムーズに巡らせることができず
かすれ声になったり
痰が溜まり、咳がでたり
カゼをひきやすくなったり
涙もろく悲しい気持ちに


西洋医学が指す
肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓と
混同されがちですが
東洋医学の五臓は
内臓そのものではなく
機能(働き)を表す言葉


気やら五臓の機能やら
目に見えないものの話が多いのに
さらに馴れ親しんだ臓器の名前と
五臓の名前がよく似ているから
非常にややこしいですが
東洋医学の考えを学ぶ際には
西洋医学の概念をいったん横におき
まっさらなノートのような頭で
焦らずに少しずつインプットしていきましょう


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