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2021年6月の記事一覧

秋の食事

秋の食事

8月7日頃の『立秋』から11月8日頃の『立冬』までの3ヶ月を秋ととらえます。枯れ葉の舞い落ちる秋は空気が乾燥しますが私たちのカラダの中も乾燥が招くトラブルが起こりやすくなります。

東洋医学では五臓の中で秋と深く関係しているのは『肺』と考えられています。肺はデリケートな臓で潤いを好み乾燥を嫌います。肺が潤っていると、鼻や喉の粘膜も潤ったり、免疫力がアップするのでカゼやインフルエンザなどにもかかりに

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秋の暮らし方

秋の暮らし方

現存する世界最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』 には、植物が実をつける収穫の季節でもあり、実りと共に木々は葉を落とし次第に枯れていく季節である秋の養生法が次のように述べられています。

『秋の三か月を容平(ようへい)という。天気は涼しく風の音は強く急であり、地気は静粛として、万物は色を変える。この季節には鶏の寝起きのように早く寝て早く起き、心を安らかにして精神を落ち着かせ、秋の気が身体を

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肺を守るために

肺を守るために

▶︎肺の働きを妨げるもの肺は五臓の中では外邪に一番弱い臓器とされていて、常に潤っていなければならず、乾燥が苦手です。乾燥に関連する外邪のことを『燥邪(そうじゃ)』と呼び、鼻や口から入り込んで、体内に進入すると肺を傷つけるとされています。
秋の終わりから冬にかけて空気が乾燥する時期は燥邪が肺に入り込みやすくなります。