マガジンのカバー画像

れもん塾🌕春夏秋冬講座

【新規募集締め切っております】 東洋医学,薬膳の考えをベースにしたカラダとココロの栄養学 "れもん塾"の基礎を学べるオンライン講座 スマホひとつでいつでもどこでも自分のペースで … もっと読む
※noteのシステムは全てnote運営事務局が管理してます。システムやお支払いのトラブルは運営事務… もっと詳しく
¥5,500 / 月
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

春の食事

春の食事

冬から春へ季節が巡ると、日照時間が増えてきて気温が高くなり外に出かけたい気持ちがわいて行動的になるように、自然界でも動物や虫たちの動きが活発になります。

東洋医学では春はすべての成長の始まりと考えます。自然界のすべてのことは春から始まり、まるで生命が誕生する時のように活き活きと輝く春を『発陳(はっちん)』といいます。
『発=発散』『陳=古い』という意味で、冬の間に溜まっていたものをカラダの外に出

もっとみる
冷えのぼせについて

冷えのぼせについて

上半身は熱くて汗をかいていたり、ほてっているけど、下半身は冷えている。私は熱証?寒証?多くの女性が悩むポイントかと思います。

カラダの熱自体はあるのですが、食生活の乱れや運動不足、締め付けや同じ姿勢、目や頭の使いすぎ、ストレスなどが原因で自律神経のバランスと(気の巡り)血液循環(血の巡り=血流)が乱れ、カラダの隅々まで熱が行き届きにくい状態のため、下半身が冷えたり手先足先の冷えが気になります。

もっとみる
陰陽のバランス

陰陽のバランス

▶︎証を立てる(虚証と実証)東洋医学では、西洋医学での病名にあたるものを『証(しょう)』といいます。カラダやココロに起きた悪い症状を、気血水や陰陽をはじめ、さまざまな東洋医学の概念で診断を行い、証を立て、治療方針を決定します。

その症状の原因が気の不足であれば(体質診断の気虚にあたります)なぜ気が不足しているのかを探り(食事量が少なくて気が作れないのか、食べすぎで脾が弱り気を作れないのか、気を使

もっとみる
レシピ/enmog!サラダ

レシピ/enmog!サラダ

春は生で食べてもおいしい葉野菜が旬をむかえて、栄養価もおいしさもグン!とアップしますし、無農薬のものも手に入りやすくなるので、一緒に食べるとおいしくって肝の機能を高めるサラダを作って楽しみましょう。

▶︎サラダに使う野菜を選ぶ

緑の濃い葉野菜(ベビーリーフ、セロリ、芥子菜、ルッコラ、パクチーなど)は買い物に出かけておいしそう!と思ったものをチョイスしてください。
*ケールは繊維質が硬いので生で

もっとみる
肝について

肝について

肝は血を貯蔵し全身に栄養を与える働きがあり、肝が蓄える血のことを『肝血(かんけつ)』と呼びます。
肝血が充分にあると、カラダの隅々まで栄養がいきわたるため、顔色が明るくなり、シミやクマができにくくなったり、髪の毛や肌や爪が潤い、月経にまつわる不調は無しといった女性には嬉しいことばかりです。
その他にもドライアイなどの目の不調や血行不良による肩こりや首、背中周りの痛みの軽減、筋肉や腱の伸び縮みもスム

もっとみる