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アキレス腱断裂「リハビリ記録⑦」

前回同様に現在実習中の学生2人が見学した。

話題は現在盛り上がっているバスケットボールワールドカップについて。バスケットボールに興味のない人たちは、盛り上がりに対して冷静な態度を取っていることを笑った。

今回のリハビリでは、これまで尋ねることができなかった「バスケットボール競技への復帰は可能か?そして走ることは再びできるか?」という疑問について質問した。
担当の理学療法士は自信を持って「可能です。」と断言し、「目標達成のために一緒にリハビリを頑張りましょう。」と力強く声をかけてくれた。
歩行状態や足首の可動域はまだまだだが、明るい未来が待っているという確信が私を強く支えてくれた。この確信によりモチベーションが高まった。

その後のリハビリでも、以前はできなかったつま先立ちや片足立ちなどの動作に挑戦した。これらの動作に取り組む中で、バランス感覚が鈍っていることを痛感したが、これも回復への第一歩と捉えた。

失敗が繰り返されても、何度でも再挑戦できることを心に留め、生きることそのものが宝物だと思いながら前向きに取り組みたい。

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