神様の願い

コリント教会は様々な問題の中にありました。そして争っていたのです。

パウロはそのコリント教会に対してどのような答えを提示したかというと、教会の中ではなく外を見なさいと。

外を見ると、福音を知らずに苦しんでいる方がたくさんおられます。ある方は病気で、ある方は家庭や子どもの問題で、ある方は経済の問題で…。

そして世界はどれ程広いでしょうか？神様の願いは全世界に福音が伝えられていくことです。そこに目を向けるのが神様のご計画です。

人間の知恵では絶対に神様を知ることができません。神様は伝道を通してだけ福音を知り、救われることができるようにされているのです。

『事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです』Ⅰコリ1:21

パウロは植えました。アポロは水を注ぐ役割をしました。しかし成長させてくださる方は神様です。

パウロはイエス・キリストの福音を刻印させ、土台を据えていきました。ほかの人がイエス・キリストの土台の上に家を建てていきます。

この福音を伝えて受け入れる方が起こったら、自分が行けなかったら他の方に委ねて、その方が福音(みことば運動)によって養育していけばいいのです。

福音だけを伝える人が養育すれば金、銀、宝石で家が建ちます。福音以外の他のものが混じっていれば木、草、わらで建てられた家になります。しかしそれでも大丈夫なのです。土台がイエス・キリストだからです。

『あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか』Ⅰコリ3:16