福音を体験する段階

どうしたら福音を体験できるでしょうか？お祈りです。

初代教会に集まった人たちは10日間、祈りに専念しました。集まったら殺されるかもしれない現場です。しかし命を懸けてイエスがキリスト、神の国、聖霊の満たしを置いて祈ったのです。

約束通り、聖霊に満たされました(使2:4)。聖霊の満たしとは、どのように考えられるでしょうか？

私は聖霊は神様なので、私がなくなって神様だけで満たされている状態ではないかな？と思います。

そして神様はみことばなので、神様のみことばで満たされている状態ではないかな？と思います。

しかしこの私が無くなるというのが究極に難しい状態です。もう神様か？私か？という戦いです。

私は自分の人生に絶望したので、自分の考えや動機で生きたらまた失敗するしかないということを体験しているので、いつでも神様のみことばを選ぼうとします。

それでも楽な方、いつもしていることを習慣的に選んでしまう時があります。

だけど大丈夫です。自分ではできませんが、みことばを聞きながらイエスがキリスト、神の国、聖霊の満たしを置いて祈っていると、神様が聖霊に満たしてくださる時がきます。

知っていることと体験したことは違います。「あの美容室は上手」と知っているのと、実際に行ってカットを体験したのでは天と地の違いです。

アイスクリームを「甘くて冷たくて美味しいらしい」と知っているのと、実際に食べて体験したのは違います。

「神様はこんな方だ」と知っているのと、お祈りして答えられたり、愛や恵み、聖霊の満たしを体験するのは大きな違いです。

お祈りした時にともにおられることを悟り、今までは頭で知っていたみことばが心におりてくることを体験するようになります。心で信じられるようになります。

そのような黙想(集中)の時間を持ってみてください。福音を体験することが出来るようになります。体験した時から初代教会の聖徒は変わりましたが、私も変わるようになります。

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。使1:8

この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。使1:14