ブログは継続更新が命。継続更新できることを考え、そこから逆算して書こう。

お久しぶりになってしまいました。(汗)

色々な業務が重なってしまうと、どうしても後回しになってしまいがちなのですが、日々のアウトプットとして、このnoteは、継続していかなければいけないなあと思っているところです。

今日も「建築家のブログ」について書きたいと思います。正直一週間ぶりくらいの更新なので、今日のテーマに関しては非常に説得力がないのですが。。(笑)
(でも、アーキテクチャーフォトの方はしっかりと継続更新しているということでご理解ください。)

今回は、ブログを継続する事の大切さと、どうしたら継続できるのか、について書いてみたいと思います。

私が、色々な書籍を読んだり、ネット上の記事を読む中で、更新という事に関して非常に印象に残っている言葉があります。

それは、糸井重里さんの言葉だったと記憶していて、その内容は「インターネットでは毎日一行でも更新しないと見る人がいなくなってしまう」というようなものでした。(うろ覚えな部分もありますが)

実際に糸井さんのサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」では、糸井さんのコラムが毎日欠かさず更新されていますので、その説得力はすさまじいと思います。

スマートフォンが普及した現在、インターネットが紙媒体と異なるのは、だれでもどこからでもアクセスが出来てしまうこと。電車の中からでも、布団の中からでも、ふと思った時にアクセスができてしまうのです。紙媒体のような発売日の概念がネット上にはほぼ存在していないので、読者が好きな時に好きなようにアクセスできてしまう。

これは、読者サイドにとっては非常に便利なのですが、情報提供サイド(ブログ執筆者サイド)にとっては中々厳しい環境です。つまり、読者がブログにアクセスした際に、情報が更新されていなかった場合には、「閲覧して損したな」とか「更新してないのか」と言ったネガティブな方向のイメージを与えてしまう可能性があるからです。(全く更新が止まってしまった場合などは、その事務所が本当に営業しているのかな?と思われる可能性もあるかと思います。)

しかし、逆に言えば、ネットでは、定期的な更新をすることが可能ならば、どのような人にも自身の発信した内容を継続的に読んでもらえる可能性があるとも言えるのです。これは建築家にとっても凄いチャンスのある話だと思うのです。

また、建築設計という分野は、ひとつの建築が完成するのに年単位の時間を要しますから、ホームページの作品コーナーにコンテンツを追加する機会も、そう頻繁にはないわけです。そういう問題点を緩和するという意味でも、建築家にとってブログは重要だと思うのです。

(今回は、ブログにどんなことを書けば良いのかという話は省略します。過去のブログを参照してみてください。)

ですので、ブログに関して言えば、(ブログで何らかの成果や目的を果たしたいのであれば)継続的に書くことを最低条件として、それができるテーマや方法を、逆算して考えてしまうというのが良いのではと思います。

それは、建築家の皆さんそれぞれによって異なると思います。建築の現場の話なら毎日でも書けてしまう人、雑誌等でみた建築の批評なら、どんな長文でも書けてしまう人、本当に人それぞれだと思います。ですので、「自分は何だったら継続して書くことができるのか?」ということを自身に問いかけてみてください。継続するためには、それが苦ではなく「楽」であるものという風に視点を変えてみても良いかもしれません。

アーキテクチャーフォトネットは、このnoteで書いているような「建築家が書くブログ」とは、ちょっと異なるメディアではありますが、私は、このサイトにおいても毎日更新することを、自身に課して運営してきたような気がします。日々の世界中のサイトから優れた建築や、情報を探しだしそれをリンク形式で紹介しつつ、建築家の皆さんと連絡を取り合って作品紹介をさせて貰ったり、自身で展覧会等をレビューするという様々な要素がミックスされたスタイルは、ウェブ上での発信は「毎日更新」ということを意識する中で出来あがったのだとも思えてきます。

正直なところ建築家の皆さんが、毎日更新をすることは、なかなか難しい部分もあると思いますが、一週間に一回更新日を決める、持ち回りでスタッフも含め更新していく、などして「継続的」に更新する事が、ブログでの発信を有効にする大前提だと思います。

如何だったでしょうか?
ブログの継続更新は、非常に大事なものだと思います。是非、自身がどのようなテーマ・方法だったら継続して書くことができるのかをまず考えてみてください。無意識に更新していた時よりもテーマがクリアになり、執筆の筆も進むようになるのではないでしょうか?

今後も、建築家の方に向けて、ウェブの使い方・考え方について書いてみたいと思っています。どうぞ宜しくお付き合いください。





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