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ChatGPTに「トロッコ問題」をぶつけてみました

Halです。猫も杓子もChatGPTを利用しているようなので、私も使ってみました(ChatGPT 3.5)。今回は、倫理学上の有名な問題「トロッコ問題」について尋ねてみましたので、スクリーンショットとともにお楽しみください。

初めから質問をするなどという無礼はしません。まずは挨拶から。今回は高尚な話題ですから、少し高級感のある挨拶をします。

それでは、早速トロッコ問題を聞いてみましょう。トロッコ問題がどのようなものか知らない方は、下の私の質問をご覧いただければ分かると思います。なお、ChatGPTが既に学習していた内容に合致してしまう可能性を避けるため、「トロッコ」ではなく「電車」としています。

普通は5人と1人の作業員ですが、人数も変えてみました。しかし、ChatGPTは「トロッコ問題」に気づきました。

正直に言って、これではつまらないですね。分かりきった答えですから。少し問題をいじってみましょう。

分岐を切り替えれば、誰も被害に遭わないというストーリーにしてみました。これに対する回答は以下の通りです。

代り映えがしませんね。問題の本質を変えてみましょう。運転手の責任を問うてみます。

こっそり人数も変えてみました。ChatGPTの回答がこちら。

うーん、つまらないですね。人数についても触れてくれてはいません。当然のように「10000人の保線作業員が~」などと言っています。これではいけません。

人数について、もっと掘り下げるようにしてみましょう。

自分で書いておいて、自分で「異常」という異常さ。訳が分からなくなってきました。

ふむふむ。ChatGPTもなかなかおかしくなってきました。これは調子に乗ってみましょう。

もはや算数と物理の問題です。こんな無茶ぶりにも、ChatGPTは真面目に返してくれます。

距離の方はよいのですが、音量の計算は合っているのでしょうか?音が小さくなるのはかなり違和感がありますが……。ただ、質問が悪かったのかもしれません。合計音量なら聞く場所は関係ない気がするので、もう少し限定した質問をしてみることにします。

早速ChatGPTに聞いてみました。まず、10000人が輪になっている場合の中心の音量。

これは文系の私でも間違いが分かりました。対数の計算を間違えています。ということは、40デシベルもデタラメですかね。

あれ、トロッコ問題が関係なくなっちゃった。失礼しました。以上。

(文字数:1000字)

……決して無駄にはしません……! だから、だから……!