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「風の時代」の羅針盤゚・:,。☆

現在の地球は2012年の冬至を境に、春分点(天の赤道と黄道との交点)における太陽の方向の星座が、黄道十二宮の魚座領域から水瓶座領域へと移りました(この期間は太陽系の公転周期26000年を十二宮で分割した2150年間続く)。そして、同時に地球はこの時期、ちょうど宇宙のフォトンベルト(18世紀に英国天文学者エドモンド・ハレーが提唱し1996年にハッブル望遠鏡が撮影に成功した銀河系の光粒子帯)を通過します。

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私たちの太陽系がプレアデス星系を巡る26000年の螺旋状の公転周期において、その軌跡が天の川銀河(Milky Way Galaxy)の円盤を上下に横切る(地球がフォトンベルトを通過する)タイミングが二度あります。今回は古代インド哲学で「上昇期と下降期(ダイヴァ・ユガ)」、スピリチュアル世界では「統合期と分離期(アセンションとディセンション)」と呼ばれる、13000年ごとに入れ替わるその周期が一巡(=地球の地軸の歳差運動が一周)して上昇期(統合期)に入ります。

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さらに、現在の地球は昨年2020年の冬至を境に、西洋占星術において太陽系の惑星、地球と木星と土星が20年に一度一直線上に並ぶ「グレートコンジャンクション」の起こる星座の方向(ハウス)が、12星座の四大元素のエレメント(火、土、風、水)における「土の時代」から「風の時代」へと移行する「グランドミューテーション」(火→土→風→水の250年周期)とも重なる珍しいタイミングに遭遇しています。

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今回のミューテーション先の水瓶座は、自由と友愛と個人主義の星。「自分らしい個性、考えを持つこと」「必要に応じてそれをきちんと表現し、相手と話し合い、客観的視点を持つこと」「積極的に学び、新しい情報を取り入れ、柔軟な発想力と生き方を保つこと」「立場や年齢、性別などにかかわらず、すべての人の平等性を認めること」などが重んじられます。無難な横並び感覚が惹起する差別意識も是正されるでしょう。

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そしてさらに現在、私たちのプレアデス 星系は天の川銀河の公転軌道(2億2千6百万年周期)を一周して星系誕生の起点に還り、かつ天の川銀河が属する乙女座超銀河団(Virgo Supercluster)の螺旋状の旋回も一巡し新しい周回に入るタイミングと重なるということは以前このブログでも紹介したとおりです。昨年2020年の冬至以降、地球上のさまざまな世界線が変わったと言われるのも、このような地球と宇宙のサイクルがすべてシンクロした奇跡的な巡り合わせによるものです

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土の時代の価値観は、物質的な豊かさを追求し、目に見えるものを構築しながら物やお金に執着し、地位や身分や家柄に縛られて、財産所有の多寡でその人の価値や重要度が測られる物質主義の時代でした。250年前に地球がこのサイクルに入ったタイミングでちょうど起こったのが産業革命であることからも明らかなように、土の時代のエレメントは、物質、お金、所有、安定、現実主義といった〝形あるもの〟がキーワードでした。

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一方、風の時代の価値観とは、性別や国籍、年齢や肩書き、家柄や身分などの違いが曖昧になり、個人が対等でフラットな関係性でつながる時代に変わります。何かに縛られるのではなく大空を自由に舞うような軽やかさで、自由意志に基づいた個人の裁量が広がり、重層的で限定的な縦ではなく無限に広がるフラットな横の繋がりや、重苦しい虚構の格式ではなく軽やかな実体と本質が重視され、何よりも精神性が重んじられる社会になります。風の時代のエレメントは、解放、自由、平等、叡智、真心、愛情といった〝目に見えないもの〟がキーワードです。

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風の時代への移行よりも早く始まった「水瓶座の時代」のキーワードは、それまでの魚座の価値観である「支配」からの脱却です。魚座の時代とは、ローマ・カトリック、王侯貴族、大王や天皇といった特権階級の支配層が民を隷属させる時代でした。水瓶座の時代には誰かの統制などなくても、個人の自由意志に基づいて行動することで自然と調和や秩序が生まれます。今の地球でも多くの動物や鳥や昆虫が当たり前にやっていることです。ピラミッド型の社会構造は瓦解し、支配の道具としてのお金の価値観も変わり、いつしか常識となった人間を管理するための慣習やシステムはことごとく崩壊します。

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人類は250年の風の時代と、2150年の水瓶座の時代を通じて次第に価値観を変容させ、13000年間の統合期を生きることで高い精神性を獲得することでしょう。時代の大きなパラダイムシフトに際しては、時に不安や戸惑い、想定外の事態も起きるかもしれません。しかし、あらゆる変化を肯定的かつ積極的に受け止め、土の時代の古くて固く重苦しい常識を手放し、風の時代に相応しい美しく新しい価値観を受容することで、多くの人々が心穏やかに幸せに暮らせる地球へと移行できることでしょう。

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広大無辺な宇宙のなかで、幸運な偶然の重なる現在の地球において、まるで意図したかのようにこの時代を選んで生まれてきた我々は、いま地球規模の疫病によるパンデミックに翻弄されています。しかしながら、その混沌の奥にある事実を見極め、奇跡に満ち溢れた大宇宙の神秘に身を委ね、13000年ぶりに地球に訪れた上昇気流に乗ることで、高尚な精神性を備えた愛情豊かな種として、この大宇宙の中での繁栄を謳歌したいものです゚・:,。☆

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