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【オーバーウォッチ2】サポートでも火力を出さないと勝てない試合がある

こんにちは、リマークスです。サポートはヒールさえしていれば、あとは味方がなんとかしてくれる、試合が負けたら自分のせいではないと思っていませんか?その考え方は今すぐ改めましょう。なぜなら味方への依存性が高く、自身でキャリーする思考を放棄しているとも言えるからです。今回の記事はサポートでも火力を必要とする状況を実例をもとに紹介します。

例:相方ブリギッテでゼニヤッタで火力を出さなければいけなかった試合

ステージはパライソ。1ゲーム目の防衛で相手のペイロードが止まることなく目的地に到達され私は怒髪天を衝くくらい怒りで震えていました。2ゲーム目の開始、相方はブリギッテを即ピック、私はゼニヤッタをピックしました。相方のブリギッテからは「回復が必要だ」の連打、ウィンストンからも「回復が必要だ」の連打。「メインヒーラーを出せよ」と言いたいのでしょう。上記2人はパーティでしたので、ブリギッテがメインヒーラーに変えろよと言いたくなりました。「私はブリギッテから変えないけど、お前はメインヒーラーにしろ」と言いたげでした。

タンクがウィンストンならばアナを出してあげたいし、基本的に出してあげます。が、この試合の1ゲーム目はダメージのスコアがひどい有り様だったんです。「何の成果も得られませんでした」といわんばかりにレイスフォームで帰ってくるリーパー(そのあとサポートの射線外に行きデス)、打つだけでキルできずに返り討ちにされるソジョーン、どちらも1ゲーム目はキルデス比0.5以下で終わっていました。「trash damage」とチャットを打ちそう指、苛立ちで高まる心音をどうにか深呼吸して抑え、「この試合に勝つにはサポートも火力を出すしかない」と考えた末にゼニヤッタをピックしたのです。もしもダメージから回復要請を連打されるものなら「そのカスみたいなスコアでどの口が、どの面を下げて言っとんねん!恥を知れ」とブチ切れていた可能性は大いにありました。ダメージがなにも言ってこなかった辺り、自覚はあったのでしょう(知らんけど)。

その後、2試合目はストレートで取り返しました。延長戦の最後は相手ハルトのシャターで味方4人が転倒している中、シャター読みで温存していた虹彩が決まった瞬間、勝ちを確信し逆転勝ちしたのです。オーバーウォッチがもたらす快楽物質が最高に放出される瞬間でした。

ダメージのスコア差がある場合はサポートも火力を出さないけない

敵のキルスコアが味方の倍以上離れている場合、サポートがとれる選択肢は「ヒールをまわす」か「サポートも火力を出す」のどちらか1つです。

「ヒールをまわす」はサブヒーラー×サブヒーラーだった場合、片方をメインヒーラーするだけでもヒール量と生存率が増加します。しかし味方へのヒール量には限界があり、被ダメージを減らす意識がなければ(与ダメージの方が大きいため)ヒールが追いつかず試合は好転しない可能性あります。

「サポートも火力を出す」は擬似ダメージ枠が3人以上になるため、火力とキルスピードが増加しやすいですが、ヒール量が下がってしまいます。無難とは正反対、一発逆転を狙うため試合が好転する可能性あります。前述で紹介した私の選択肢はサポートも火力を出すしか勝ち筋が見えませんでした。

サポートがヒールをまわしている「だけ」で勝てるほど、オーバーウォッチは甘いゲームではありません。サポートは時としてヒールを犠牲にしてでも、火力を貢献するか岐路に立たされるんです。サポートは他ロールに比べると味方への依存性が強く、キャリーし辛いからこそ、他ロールが仕事できていないと、自分がなんとかしたいと歯がゆい思いをしています。
だから状況を打破しようとバトルモイラなんて悲しきモンスターが生まれてしまうんだとも言えます。サポートの仕事の放棄およびキルやダメージで選ぶピックとしてはズレてるんですけど、気持ちはわからなくもありません。

サポートで火力を出したいならゼニヤッタ、バティストをピックする

間違ってもモイラをピックするべきではありません。低レートならバックラインをキルして帰ってこれるかもしれませんが、そもそもモイラは状況を打破できるほどのスペックはありません。サポートで火力を出すピックをするならゼニヤッタかバティストのどちらかです。

ゼニヤッタはいちばんオススメです。サポート版ダメージと言っても過言ではありません。調和をつけていれば自動で回復、あとは不破をつけつつメイン攻撃の連打で攻撃とかんたんにヒールと攻撃を両立可能です。虹彩を使うタイミングはハルトのシャター、ザリアのサージ、ゲンジの龍撃剣、ソルジャーのバイザー等のカウンターULTとして使うのをオススメします。その他では拠点の奪取、ペイロードの目的地ができそうなタイミングでもOKです。

次点はバティストです。実はソルジャー並みの火力を秘めていて潜在能力が高いヒーローです。リジェネバースト、エグゾブーツ、イモータル・フィールドで自己防衛力も高く、3点バーストで火力も出せるのです。バティストが腐ることはほとんどなく、困ったらバティスト出せば良いやくらい汎用性が高いです。相方がアナだと過剰ヒールになりがちなので注意。

最後に

ヒールさえしていれば問題ない、試合に勝てると思っている内はサポートの初心者です。さらに高みを目指すにはヒールするのは最低条件になります。ヒールしつつ攻撃に参加する、ヒールを犠牲してでも火力を出すといった決断する機会が訪れます。
私の今回の体験談では結果的にリスク(ヒール量が減る)をとって、ハイリターン(試合に勝利)を得られました。貪欲に勝利を臨むのなら、キルをダメージにお願い(依存)する体質を変えて、私がなんとかしてみるかと考え方を変えると上手く行くこともありますよ。


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