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北欧はなぜ幸福度が高いのか?

みなさんの幸福度はどうですか?

北欧諸国(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド)は、毎年発表される「世界幸福度報告書」(World Happiness Report)において、常にトップクラスの幸福度を誇る地域です。
なぜ、北欧は幸福度が高いのか
では、日本の幸福度ってどうなのか

ということについて書いていこうと思います

2023年の幸福度ランキング

2023年の世界幸福度報告書でも、北欧諸国は引き続き高いランキングを維持しています。特に以下の国々が注目されています:

  1. フィンランド: フィンランドは6年連続で世界一の幸福度を誇り、その社会的福祉と教育制度の強さが評価されています。

  2. デンマーク: 2位にランクインしており、豊かな生活水準と優れた医療システムが強みです。

  3. アイスランド: 安全な社会とコミュニティの強い結束が特徴で、ランキングでは3位を占めています。

  4. スウェーデン: 4位に位置しており、自由度や寛容性の高さが評価されています。

  5. ノルウェー: 自然環境の美しさと豊かな資源を背景に、5位を維持しています。

日本の幸福度ランキング


一方、日本の幸福度ランキングは2023年には47位でした。
北欧諸国と比較すると、ランキングは下がりますが、アジア地域においては比較的上位に位置しています。
日本の幸福度が相対的に低い理由には、労働環境の厳しさや長時間労働、社会的なプレッシャー、精神的健康への課題が挙げられます。

幸福度が高い理由

北欧諸国が高い幸福度を維持する理由は、次のような特徴にあります

1.充実した社会福祉制度

北欧諸国では、国民全員に行き渡る高水準の社会福祉制度が整備されています。例えば、フィンランドスウェーデンでは、教育や医療がほぼ無料で提供されており、国民は健康で安心した生活を送ることができます。
また、失業手当や年金制度も充実しており、経済的な不安を最小限に抑えることができます。

2. 平等性の高い社会

北欧諸国では、男女平等や社会的な平等が強く支持されており、性別や経済的背景に関係なく、すべての国民が公平に扱われることが特徴です。
たとえば、アイスランドは世界で最もジェンダー平等が進んでいる国として知られており、女性の社会進出や家庭内での平等も大いに促進されています。
このような平等性が、個々の幸福感を高める要因となっています。

3. 強いコミュニティの結束

北欧諸国では、コミュニティや家族のつながりが非常に強固です。
ノルウェーデンマークでは、隣人同士や地域社会のサポートが重要視されており、孤独感や疎外感を感じることが少ないとされています。
コミュニティの中で助け合う文化が根付いており、これが精神的な健康を保つ一因となっています。

4. ワークライフバランス

北欧諸国は、働き方改革ワークライフバランスにおいても進んでいます。労働時間が比較的短く、有給休暇や育児休暇も充実しているため、家族との時間や趣味に費やす時間が確保されています。
フィンランドやデンマークでは、労働者の幸福を考慮した政策が取られており、仕事と私生活のバランスが良いことが国民の幸福度を高めています。

5. 自然環境と生活の質

北欧諸国は、美しい自然環境に恵まれており、自然との共生が生活の一部となっています。
ノルウェーやスウェーデンでは、ハイキングやフィヨルドを巡るアウトドア活動が人気で、都市と自然の調和が取れた生活が可能です。
このような環境は、ストレスの軽減や精神的なリフレッシュに寄与し、全体的な幸福感を高める要因となっています。

まとめ


北欧諸国は、持続可能な社会の構築と、国民一人ひとりの幸福度を重視した政策を推進することで、常に世界の幸福度ランキングの上位を占めています。
幸せって難しいから、何を持って幸せなの?という哲学的な問いになると、果たして北欧も幸福なのか?と思ってくるけど、幸せを追求し続けない限り、幸せには辿り着かないんだから、まずは考えることが大切かなーっていつも思います。

みなさんの幸福度はいかがですか?

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