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学んだことを誰かのために役立てていますか

子どもからもらった風邪で鼻の奥と喉が痛いです。
声を出すことも、食べることも、飲むことも、全て喉を使うので、何をするにも痛みを感じてしまい、なかなか捗らなかったので、ドラッグストアで市販薬を購入しました。

今はもう市販薬とは言わないらしく、OTC医薬品というようです。OTCとはOver The Counterの略語で、「対面販売で購入すること」という意味だそうです。薬剤師の方か登録販売者の方かは分かりませんが、薬を購入するときに、ちょっとした説明をいただきました。

「資格」は、何か頭でっかちな印象を持つ場合もありますが、その資格を取得するためには一定のリソース(時間、お金等)を投じてきた方が多いと思います。少なくとも、一般人と比べたら、知識や知見を有している方々です。

人々は人生を自由に使って、思い思いの自分自身を構築していきます。その一環で、何かを専門的に学び、日々人のために役立てているとは、なんと素敵なことでしょうか。

私自身は、20代の時間を使って「中小企業診断士」という資格を取得しました。周りの人たちが思い思いの時間を過ごしていた休日も、学校に通って講義を受けたり問題を解いたり。なかなか進歩も感じられず、自分を責める日々もありました。

自分自身の興味関心で勉強していた側面もあったとは思いますし、実際には昇進に役立ったらいいなという下心もありました。また、人脈や知見が広がるというメリットにも魅力に感じていました。

資格を取得して昇進しましたし、素晴らしい方々との出会いを通じて人脈が広がったのも事実ですが、「今日お会いした方のように、勉強してきたことを誰かのために役立てていますか?」という問いに対しては、自信をもって「はい」とは言えません。

すごいね、と言われるだけが資格ではありません。資格取得はスタートラインとはよく言われるように、一定のリソースを割いて学んできたことを、誰かのためにどう活かすのかをよく考えなければなりません。また、誰かの役に立つためには、継続して一層の研鑽が必要不可欠です。

とはいえ、知識を教えることや、有益な情報を発信すること、というのは、ありふれたメディアや各予備校が行っているので、私ごときが発信したところでクオリティはたかが知れています。そんな中でも、何か人の役に立てることといえば、等身大の自分を発信することで、誰かの勇気になったり、安心材料になったりすることくらいしかないかなと思いました。

これからも、様々なことに挑戦する自分を通じて、少しでも誰かの何かになることができたらと思います。それをnote継続のモチベーションに据えつつ、今後も頑張っていきたいと思います。

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