見出し画像

【インカムベーシック】前澤さんでも話題。毎月政府からお金が支給

こんにちは!マネーライダーです。

皆さん、最近またまた前澤さんが話題になっていますよね。恒例の「総額10億円のお年玉」のツイートです。

もちろん私も応募しました!是非当たって欲しいものです笑

そんな前澤さんの太っ腹な行動ですが、その応募ツイートだけでなく、その後の前澤さんのツイートをちゃんと見ましたか?

そうです!前澤さんは「ただお金があるから」とか、「目立ちたい」という理由であのような行動をしている訳ではないんです!

前澤さんは「ベーシックインカム」という制度の実験を行っているのです。

ほとんどの人が「ベーシックインカム(以下「BI」)」のことは初耳だと思います。そこで、今日はそんな「BI」について簡単に説明していきたいと思います。

どんな制度で、どんなメリット・デメリットがあるのか是非覚えて帰ってください!


今日の内容です。

・ベーシックインカムとは?その必要性

・ベーシックインカムのメリットとデメリット



ベーシックインカムとは?その必要性

ベーシックインカム(basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策(Wikipediaより)

要するに、年齢・性別・所得の有無を問わず、すべての人に所得保障として、かつ無条件で一定額の現金を支給する制度のことです。

毎月仕事をしてもしなくても、赤ちゃんから御老人までが月に同じ金額を支給されます。

この制度は18世記には存在していたとも言われています。そして現代でもここ数年前から話題となり議論も行われています。

これは時代背景が要因と言われていて、簡単にいうと貧富の差が拡大していることから世界的にも話題を集めています。(ワーキングプア問題など)

ワーキングプアとは、「働く貧困層」と訳されている言葉です。「働く貧困層」は、正社員並み、もしくは正社員としてフルタイムで就労しているにもかかわらず、ギリギリの生活さえ維持が困難であること
生活保護の水準すら満たさない収入しか得ることのできない就労者の社会層
といった貧困線以下で就労している労働者を示しています。       生活保護基準:(月収17万円、年収200万円以下)


皆さんは、仮に月に1人5万円が支給されたらどうでしょう?少し考えながら見て行ってみてください。



ベーシックインカムのメリット

前澤さんはこうツイートしています。

BI(例えば毎月8万円支給とか)によって、皆さんの生活が最低限保証され、少し余裕が生まれると、好きなことを仕事にできたり、よりクリエイティブなことに時間を使えたりで、結果として労働生産性が上がり、収入も消費も増え、全体的な経済効率がプラスになるのでは?

簡単に言えばこの通りです。ではもう少しだけ噛み砕いて見ていきましょう!


⑴ 貧困・少子化対策

 「ワーキングプア問題」にて辛うじて生活保護の対象にはならないが、従来の社会保障制度では救済されない人は、「BI」を導入すれば、ワーキングプアにも社会保障を受ける機会を得られ「防貧」になる。

また、「BI」は無条件で全ての人に配られると書きましたが、もちろんそれは生まれたての赤ちゃんでも同じです。よって、子供を増やすことは世帯単位での所得増加に繋がるため、子供を作る意欲向上に繋がります。


⑵ 行政コストの削減

「BI」では、全ての人に同額の収入を支給するというシンプルな仕組みを持っていることから、従来の社会保障制度の複雑な手続き等がなくなり人員削減・簡素化され、行政コストの削減へとなります。


⑶ 景気向上

月に給与の他に「BI」の収入が入ることにより、金銭的余裕が生まれ消費が増えることが予想されます。これにより経済が活性化し、景気回復が見込まれます。


⑷ 余暇の充実

 「BI」において、労働は最低限度の生活が送れる程度で、必要な分だけ賃金を得る方式であるという考えがある。この前提では仕事と余暇の割り当ては自由に行えるという点から、多様な生き方を認めるという思想とも取れるという意見がある。個人的に金銭的・時間的余裕をもたらし、それが様々な消費へ動き景気を刺激したり、副業などのビジネスなどに取り組む余裕もでき、結果的に生産性の向上に繋がるとされています。


この他にも、様々なメリットが存在します。

しかし、なかなかこの制度が実際に使われないのはデメリットも存在するからです。次はそのデメリットを見ていきましょう。


ベーシックインカムのデメリット

⑴ 財源の問題

 「BI」は人口が少なく豊富な天然資源があり、国家に極端に大きな歳入源があることで機能する制度である。このため、国民全員に支給する財源が確保できるかが問題である。


⑵ 福祉・公的保障水準の低下

 「BI」に使用される財源は、社会保障の財源が使用される可能性があること。国民全員が平等に現金が給付されるため社会保障制度は平等化するが、それ以上の公的扶助を行うことは困難になる。更なる扶助も行えなくなるこため、福祉水準の低下を招く可能性がある。また、定額補償のため健康や老後の保障が無くなり、個人でそれらの将来に対する備えをする必要がある。


⑶ 「働かざる者食うべからず」

日本では昔から「働かざる者食うべからず」という考え方が根付いています。労働せずに収入を受け取ることに否定的な考えを持つ人も少なくはありません。


⑷ 景気回復はしないのでは?

 低所得者層は収入が多少増えても貯金に走る可能性が高いため、消費拡大につながらない可能性もある。また、その消費先が海外(外貨、海外製品等)に向けられる可能性があるため、国内の消費が拡大するとは言い切れない。


このように、様々な面でデメリットもありなかなか国として実行するまでには行かないのです。



しかし、実際に検討している国や地域もあります。まだ、「BI」の内容が理解されていないのが世の中の現状であり、普及するのは時間がかかると思われます。

現代の景気悪化や少子化、貧富問題を解決するものとしては「BI」はとても有効です。

もしも、日本で「BI」が導入されれば、働き方なども大きく変わると予想ができます。前澤さんをはじめ、色々な影響力のある人がこの「BI」を推しています。そのため、もしも導入されたときの自分の働き方などを今のうちに考えておくと良いでしょう。


最後まで読んでくださりありがとうございます。

 マネーライダーはいつでもご質問やご相談を受け付けております。お金の基礎的な知識や資産運用、副業やビジネスについて。私に答えられそうなことは責任を持ってお答えいたします。YouTube(準備中)やTwitterからでも構いません。また、こんな記事を書いて欲しいなどの要望があれば、そちらも合わせておっしゃって下さい。

私もまだまだ未熟者ですが、一緒にそれぞれの目標への階段を登っていきましょう!

                       




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?