単なる小説 満月63 開かれた巻物の人たち「知識と約束」、時の翁は歌う
問われる時
残虐者は「昔の物語です」と言う
砂漠の中の蜃気楼
(これは昔の夢、古い夢)
ラクダが針の穴を通り
あの夜、
夜の旅ではぐれたあのラクダ
開かれた巻物、戻るラクダ
元のカタチに戻す翻訳
relaxmax
「まるで百年の孤独の、間違ったつつみさんの日本語の翻訳の文庫本のように」
「ないけどある過去というpasado」
「ないのにある未来というfuturo」
バベルの塔、破滅
現実の世界に見る、見た残虐者たち
見なかった夜のこどもたちのピュア
風
荒廃(明るく