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読書note No.20 人生は舞台 あなたは名優 第二章 田中信生

もし、皆さんの中で自分の家から喜びや感動が湧き上がらないとしたら、何が原因かと言うと、それは自分でも知らないほど、自分を責め裁いているからです。自分でもわからないけれど、...。


今日も読書ノート、開いていきますね🤗

2021/01/20 20日目!
信仰のお話は難しいですね。

<1book>
人生は舞台 あなたは名優
第二章 人生最高の喜びとは
田中信生
一粒社  1990年

<3point>
① もし、皆さんの中で自分の家から喜びや感動が湧き上がらないとしたら、何が原因かと言うと、それは自分でも知らないほど、自分を責め裁いているからです。自分でもわからないけれど、このような人は人に会うことを億劫がります。それは、また裁かれるんじゃないかと思うからです。つまり自分を責めている人は、自分を責めるフィルムが内にありますから、何を見ても全部責められているように思うし、また同時に人に対しても責めを持って返すわけです。自分を責めている人は、自分を受け入れられないのです。良いことも全部、悪いように悪いようにと解釈し、そーゆー自分の人生をいつの間にか続きが出てしまいます。私たちの心はフィルムであり、様々の見えるものはスクリーンだからです。

② 人生最高の喜びは何でしょうか。それは、自分が赦され、生かされている世界を知ることです。それを感謝して受け止めて、自分の内から清いものが湧き上がるばかりでなく、人々を許し受け入れる、愛し愛されながら本当にお互いの傷を担うことです。
その状況、その過程の中のあなたを見ると、「ああ、神様が共にいらっしゃるのだなぁ」ということが見えてくるような人生を生きるために、わずかな生涯があなたに託されているのです。人生最高の喜びとは何でしょうか。それは赦されている世界を知り、赦しながら生きることです。

③ 人間は自分になっていけること、それが最高の幸せです。どうぞ横を見ないで、人と比べないでください。失敗をしたり、弱さがあるときには、いつもそのままを許してくださる神様の愛を転々として、そこにとどまるのではなくそこから成長していくと言う、そのような人生をご一緒に歩んでいきたいものです。誰かがあんなことをやったからではなく、神様が私をここに遣わしてくださったと、そう信じて与えられた人生を送っていきたいものです。

<1episode>
 『正義と勇気』
 僕が米沢で3年生の時、お母さんにお使いを頼まれて八百屋さんに行きました。お店に入ったら八百屋のおばさんが、お客さんとおしゃべりをしていました。その間にちょっと見ると、そこで売っているチューインガムがあったので、僕は黙っていただいて、帰り道に、1枚だけ開けて食べました。でも、ちょっと味が違いました。変な気持ちでしたけど、見つからなかったと思いました。お母さんが「今日は変ね。どうしたの」と言ったけど「うん、なんでもない」と言いました。次の日、学校へ行っても変な気持ちです。とうとう僕は勇気を出して、帰りに八百屋さんの前を通った時に恥ずかしかったけど、黙って盗ったことを話して「ごめんなさい」と謝りました。悪かったと思った時、勇気を出して正しい態度で答えたんだよ。

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 信仰のお話は、難しいのですが、随所に実話や例え話があり、わかりやすく教え諭してくださっています。それをほとんどご紹介できないのが残念です。「ああ、そうだよなあ」と思うことばかりですので、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか?
 自覚していない「自分責め」は、結構あると思うんです。気づくのも難しいですが、気づくだけでも、心が軽くなるものです。その自分を許す、その裏に隠れている感情に気づいて、許していく、いうのは簡単ですが、やっていこうと、思います。その上で、他人も許していく、これもチャレンジですね。


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