見出し画像

読書note No.23 人生は舞台 あなたは名優 第五章 田中信生


今日も読書ノート、開いていきますね🤗

2021/01/23 23日目!
この本は、キリスト教の牧師先生の本です。
私はクリスチャンではありませんが、心温まる、癒される、勇気の出るお話満載です。

<1book>
人生は舞台 あなたは名優
第五章 人生の深みに生きる
田中信生
一粒社  1990年

<3point>
① 優秀で真面目な人ほど、自分で作り上げる「こうあらねばならない」というものに向かって必死になっていこうとします。本当に生かされている喜び、あるがままの自分を受け入れてくださる神様の深いエネルギーと泉が、流れてくるということを体験しないで、ひたすら励みながら疲れているのです。そして今度は、そういう自分を責めると言う繰り返しの中で、人間の知恵によって、この狭い世界の中で必死に生きることが自分の人生だと思っているのです。
 私たちを作ってくださった神様は、私たちが見たこともなく聞いたこともなく、また考えたこともないようなことを、あなたの人生の中で体験することができると言われるのです。それが、神の深みに生きるということであり、人生の深みを体験して生きるということだと言うのです。ではどうしたらそのような人生を生きることができるのでしょうか。
 第一は、あなたの置かれている状況に、神と私たちの仲だちをしてくださり、人となられた上の御子イエス・キリストを具体的にお迎えすることです。自分の過去を振り返り、言いようのない痛みや悲しみ、とらわれた思いを持っていますと前に進もうと思っても、そのことが、ぎゅっと引っ張りますから、進めないのです。現在というよりも将来のことを考え自分はこういう大きい試練を受けねばならない、大きな仕事がある、と思うともう不安な情景が思い起こされて震えてくるのです。しかし、イエスキリストは、昨日も今日も将来も、永遠に変わらない方ですから、その形を具体的に描いて、その状況の中に迎え入れることです。イエス様がそばにいて手を握って「大丈夫だ、やってごらん」と、おっしゃる姿を描くのです。そうすると「大丈夫だ」という平安を得ることができます。また、そうし続けていくときに、本当に私たちが励まされ、今まで見たことも、聞いたことも思いつかなかったことが、起こり始めるのです。

② 第二は、私たちがイエス様と共にいて「あー、いいなぁ」と、温泉につかっているような光景を思い浮かべるといいのです。リラックスします。多くの疲れは緊張したり不安から帰ます。それは、いくら揉んでも治らないのです。しかし、イエス様を迎えると、本当に疲れが取れていくのです。しかし大事なことは、その状況の中で信仰を持って生きるということです。信仰を持って生きると言うことは、別の言葉で言うと良きイメージを描いていくことです。どういうことかと言うと、私たちはどんな状況に置かれても、いつも2つのものを選び取っています。置かれた状況から「それはとても良い状況」とか「温泉につかっているような状況」かもしれないし、あるいは「苦しい状況」かもしれません。しかし、あなたが将来に向けてどういうものを描いているのか、その描いているものをあなたのものになさるのです。「神様がおられて私がいるんだ、私が神様を動かすのではなくて、神様に用いていただくんだ」とイエス様を通して分かり始め、今度はそこから本当に良きものを描いていくのです。そして、あなたはいろいろな状況の中で、神様が与えて下さる良き幻を描いてください。

③ 第三は、イエス様を心の中に迎えて、私たちはイメージを描きながら、信仰に生きるということです。最後はよく計画を立て、一歩一歩全力でチャレンジなさることです。イエス様を迎え、イメージを描くと、次の日それが成るであろうと思う人がいます。神様は一瞬にしてそれをなさることのできる方です。でも、神様は、忍耐を持って、私たちがチャレンジすることを待っておられるのです。
 人生において、目標に達した時に得る喜びもありますが、実にそれを目指して、一歩一歩生きているところに人生の確かさというものがあるのではないでしょうか。全力を注いで、後のものを忘れ、前のものに向かってひたむきに走りなさい、と聖書は言っているのです。

<1episode>
 何十年も前に、大阪湾で16歳の少年が艀(はしけ)に乗って、沖から積み荷を運んでいました。彼は小学校しか出ていないのです。そして、体もあまり丈夫ではありませんでした。そんな彼が、積み荷の仕事をしていたのです。ある日、艀のゴムボートの端に乗っていて、海に落ちてしまいました。秋も深まった寒い凍えるような時でしたが、たまたまそこにいた人が気づきましたので、少年は助け出されました。そして、焚き火で自分の濡れている物を乾かしているときに、彼は2つの言葉を聞いたのです。
「こんな寒い時に海に落ちるとはなんと運の悪い奴だ。ほんとにもっと遅かったら、凍え死んでいただろうに。お前みたいなはろくなものにはなれん。」
「お前はなんと運の良い奴だ。ここから助けあげられたとは、将来きっと大物になるぞ。」
 そしてその少年は、「僕は何もできないけれど、やがて人様のお役にたつ、立派な会社の社長になるぞ」と、凍えながらそれを描いたのです。この人が松下幸之助さんだそうです。
私たちはキリストにあって、確かなレールに乗せられ、神様からイメージをいただきながら、それを描きながら生きるのです。聖書に出てくる人は、皆そのようにして生きました。

<1action>
 イメージは大事であると、再確認しました。信仰は、それがより具体的で、リアルなのだろうとも思いました。リアルなイメージ力をつけていき、ワクワクして生きていこうと思います。


 


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

カウンセラーをやっております。お気軽にどうぞ☺️
https://peraichi.com/landing_pages/view/2020tanpopo/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?