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読書note No.16「自分を変える」心の磨き方 第四章から②  マーク・ネポ 野口嘉則訳

もしも自分の本質的な部分を黙らせたり、麻痺させたりすることなく生きることができたら、どんなに素晴らしいでしょう。状況が厳しくなったり、混乱したりしたときも、自分自身と分離しない。自分の過ちや限界を、...。


今日も読書ノート、開いていきますね🤗

2021/01/16 16日目
本は素晴らしい!心に語りかけてくる優しさがある。
今日も、がんばりました。


<1book>
The Book of Awakening
「自分を変える」心の磨き方
マーク・ネポ 野口嘉則訳
三笠書房
第一章 「自分らしさ」を生きるーこの「あなた自身」を大切にする方法、知っていますか?


<3point>
そのドアを開けると先に進める
 それぞれの人生には、他人が代わりに通り抜けることができない、人生の核心的問題、一続きの内面のドアがあります。仕事や恋人を変えたり、世界中を旅行して回ったり、弁護士や医者や登山の達人になったり、病気の親の介護のためにけなげにも自分の人生を棚上げにしたりして、先延ばしにすることができます。しかし、その大義名分に何年かかろうと、それが終わると、まだ超えていない最後の入り口が待っているのです。真の挑戦とは、他のもので代用することができません。さらに不思議なことにできれば戻ってきたくないその革新的問題は、場合によっては違う顔をしていることもあります。それでも何度も何度も、私たちを引き戻すのです。何度も同じ状況へ舞い戻ると言う事は、ある問題への取り組みが、まだ完了していないことを意味しています。「自尊心」のドアを開け、自分を見つめるまでは、この悩みが続きます。その入り口はなくなりません。準備が整い、経験を積むにつれて、私たちは何度もそこへ戻っていたのです。

② 「奥深くの魂」と結ばれる
 もしも自分の本質的な部分を黙らせたり、麻痺させたりすることなく生きることができたら、どんなに素晴らしいでしょう。状況が厳しくなったり、混乱したりしたときも、自分自身と分離しない。自分の過ちや限界を、自分のものとして受け入れる。他者が自分をどのように見ていようと、そのままの自分を愛する。道の途中でどれほど傷つくことがあろうとも、自分の中で常に変わらず光を放っているものを慈しむ。自分の魂に誠実であろうとするーそういったことを意味します。
 興味深いことに、船乗りの言葉では「結婚する」とは「日本のロープを端から端までより合わせて1本のロープにする」ことを指すそうです。自分の魂と結婚すると言うことは、「心」と「魂」を「恐れや不安を抱えた人生」と「揺らぐことのない真実の人生」をより合わせることを示しています。そして、より合わさったロープが2倍強い結びつきを作り出すように、自分の人間らしさと自分の魂とをより合わせたとき、この世界で2倍強い人生を作り出すことができるのです。

③ 何かをしてあげなくても良い
「世話好きの人生」には、アルコール依存症の人生と同じ位中毒性があるようです。何にやみつきになるかと言うと、愛する人の要求に応じているときにたまに訪れる安らぎです。長続きするものではありませんが、人の要求に応じている瞬間は、愛されていると感じられるのです。この性癖の核となるのは、人に何かをしてあげないと自分は愛されるはずがないという、絶えずつきまとう不安です。
 一見「世話好きは優しくて、心が広く、愛にあふれる人」に見えます。しかし、実際はそうではありません。他人に何かをしてあげなければと駆り立てられていて、純粋に思いやりに溢れた人生を歩むことができないのです。彼らは自分の面倒を見ることを後回しにし、他人のことばかり考え続けて疲れ切っています。真に与えられる人間になるためには、人はだれでもありのままで愛される価値があると信じる必要があるのです。

<1episode>
 自分を愛することの深い意味

教えるべきことが3つある。
単純、忍耐、慈悲である。
この3つは最大の宝である。
自分自身に思いやりを持ちなさい。
そうすれば世の中のあらゆる存在と和解できる。       ー老子

 自分の心を思いやることができれば、すべての人の魂を慈しむことができるのです。
また、私たちの魂は独立しているように見えても、周囲の人々と密接につながっているのです。私たちの魂は、目には見えませんが、中心で絡み合っているのです。このことがわかると、他人を気にしている事は、自分を切り捨てることであり、つながりの音を詰まらせる事は、自分の成長を止めることであり、他人を愛する事は、自分自身を愛することなのです。これが真実です。
 老子のいう3つ目の宝である「慈悲」は、もしもあなたが自分の苦しみを和らげたいと思うなら、自分自身との信頼関係を築き、他のすべての生き物との親密な関係を復活させましょうということです。自分自身を癒すとき、実は、私たちは世界を癒しているのです。これは何世紀もの間、継承されてきた叡智です。「自分の魂を全世界だと思って大切にしなさい」ということなのです。

=心を整えるエクササイズ=
→ゆっくりと呼吸をしながら、目と同じように、心も閉じたり開いたりしているのを感じてください。
→ゆっくりと呼吸しながら、ひと呼吸ごとにあなたの魂を大切に思ってください。心が広がるのを感じてください。
→ゆっくりと呼吸しながら、あなたが自分の魂を大切に思うにつれて、世界が開けていくのを感じてください。

<1action>
 自分を大切にする方法というのは、休ませてあげること以外、あまり考えてきませんでした。自分の魂を、全世界と考えたり、魂を強くすることを考えたりしていると、自信が心の中に出てくるのを感じました。「恐れや不安を抱えた人生」と「揺らぐことのない真実の人生」をより合わせることを試みたいと思いました。


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