見出し画像

明日は天気

もう6月ですか?早いですね。
最近買った新しい手帳の週間スケジュールのページの角には『今日は何週目!』の数字が入っていて、毎週日曜日にそれを切り取ると手帳が開きやすくなっています。今回、このエッセイを書き始める前に切り取った数字が何と『21』。1年が52週ですから、もうほとんど半分まで来ている訳です。

仕事の進行状況にプレッシャーを感じ始めていますが、さらに手帳からもプレッシャーを与えられるとは、この手帳にしたのは失敗だったかもしれません…。

プロスポーツ選手はその代表と言っていいと思いますが、世の中にはプレッシャーに強い人っていますよね。柄ではないと言われそうですが、僕はどちらかというとプレッシャーに弱い方です。

特に初対面の人と話すのは特に苦手。
だから、どうしても話す内容を整理する時間が必要なので、学生との待ち合わせ場所には最低でも15分前には行っています。ところが稀に気の利いた学生が僕より前に来ていたりすると舞い上がってしまって、その後、何を話しているのかわからなくなります。

『緊張感は相手に伝染する』
これが僕の持論ですから、面談を受ける彼らに緊張感が伝染しないように、経験値のおかげで僕自身のそれは表情に出なくなっているので、仕事自体には影響はありません。
根っこは変わらなくても、これは自分でも少し成長したところだと思っています。

ただ、基本的に僕は『話し手』というよりも『書き手』。
採用という仕事をやらせてもらっているおかげで、人前で話す機会も多いのですが、原稿(準備)なく話すのは、やっぱり苦手です。ただ、しっかり準備が出来ていれば、披露宴の挨拶でも、司会でも、割りと何でも対応できます。

大学時代、クラブの試合前日にマネージャーが『さあ、明日はお天気!』ってよく言ってました。
本人が言うには、もうこの言葉が出るまで準備や練習したのだから、後は天気の心配だけすればいいの!後は何とかなるのだそうで、まさに、大好きな沖縄の『なんくるないさ精神』。

おかげで、自身、採用で何かイベントを行う時も前日に『なんくるないさ。明日はお天気さ!』とつい口に出してしまい、あたりを見まわすことが今でもあります。

それにしても文字で相手に何かを伝えることはとても難しいのだけれど、言葉で伝えることはもっと難しい。面談を終えた後は特にそう思います。

ところで、このエッセイをスタートする時にも『月1連載なんてなんくるないさ。明日はお天気さ!』と口に出したのですが、何とかなってます?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?