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またね

薫ねぇねぇとは、私が以前書いていた潰瘍性大腸炎のブログを通じて知り合い、沖縄の姉さんとして、お付き合いさせてもらっていました。

初めて沖縄でお会いした時に、
「顔も性格も病気も似てるさ」と言われて、とても嬉しくて、沈んでいた気持ちがフッと軽くなりました。
不思議だったのは、初対面なのに初対面じゃない感覚。
ねぇねぇも『不思議。ブログを見た時から何でも書き込める雰囲気で、あまり自分語りをしないので、ホントに不思議。』と何度も話していたのをよく覚えています。

メモリアルYEARの今年、最初は、私らしく、クルマで遠出旅をしようと計画していました。

ところが、GW明けに、ねぇねぇから、病気(癌の発症)の事と
「元気で話せるうちに、機会があれば会いに来て」と言われ、急遽、予定を変えて、10月に沖縄で再会しました。

「克服したら全国で講演活動するから、運転手をお願いね」
少し辛そうでしたが、話もできて、別れ際、最後に握手して別れましたが、冷たくて少し痩せた手の感触は忘れられず、レンタカーの中で涙が出て仕方ありませんでした。
もちろん、奇跡も彼女のパワーも信じて、再会を約束したものの、似た者同士の2人の間では、たぶんこれが最後のお別れになると分かっていました。

ホントに沖縄の太陽のようなねぇねぇ。
一緒にいると元気になりました。たくさんの人たちに笑顔と自分のパワーを分けていました。やっと自分のために、ゆっくり休めていると思います。

こっそり約束したとおり、次に会う時は雲の上だね。
一緒に飲んで、歌って、踊って、騒ぎましょう。だから、もうメソメソしないよ。

サヨナラも言わない。またね。

追記:
お互い写真を撮る側だったから、一緒の写真がほとんどないのが心残り。
大切な人とは写真は機会を作ってでも撮っておいた方がいいです。数少ない中のお気に入りの1枚を眺めています。薫ねぇねぇに初めて会った時の大切な写真です。ねぇねぇ、顔、やっぱり似てるね。

あまりに辛くて沖縄に行けなくて、でも、どうしても彼女のことを書きたくなって、投稿テーマとは少し遠いけど「ぶくぶく茶の思いで」を、とあるところに投稿しました。この投稿をきっかけにまた沖縄にも行けるようになり、こうして、NOTEでもの書きを再開することができました。

「ぶくぶく茶の思いで」は字数が決まっていましたので、加筆しながら、もう少し、ねぇねぇのことをこれからも書いていきたいと思っています。


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