見出し画像

表現欲求と承認欲求

「何か書いているんなら、NOTEにまとめたら?面白いことに気付くよ」

知り合いのWEBライターの方からアドバイスされて、投稿まで満たなかった原稿、社内報やブログに書いたこと、Instagram、最近、興味を持ちはじめた短歌などを少しずつまとめ始めています。

最初は「自分まとめサイト」くらいにしか考えていなかったけど、自分の書いたものたちを眺めていると「わざわざ難しい漢字を使って…」「もっと分かりやすく書けばいいのに…」など、自分にしか分からない感覚を楽しみつつ、書いている内容の背景が見えて来て、当時の自分の背骨が見えるようで、今更ながら腑に落ちることもあり、「面白いこと」の意味を感じ始めています。

「表現欲求」と「承認欲求」

何のために書き続けているのか。昨夜、ふと考えました。
知人のリクエスト(お題)や好きな人をイメージして、書いたものもあるけど、大部分は顔の見えない誰かに向けて、思いを綴っています。
誰かに承認されたくないなら、そもそもSNSにアップする必要などなく、原稿用紙や手帳、PCにストックしていけばいいと思う。

SNSにアップする以上、誰かに承認されたいのか?

答えは「イエス」だろう。
だろうと書いたのは、自身はそこに意識を置いていないから。

そもそも本好きで書くことも好きで、日記など自己完結で書いていたのが、社会人になり、いつの間にか、社内外向けのビジネス文書(初稿)を頼まれるようになり、ある時、紙面のスペースを埋めるために社内報に、自由に書いてよい1000文字のスペースをもらった。
社内報は紙媒体で、社内という限られた空間で綴られていたのが、ある時、治療法のない潰瘍性大腸炎を発症し、病気についての情報収集をするためにブログを始めたことから、オープンスペースにも書き込みを始めた。

そして、その結果、多くの大切な友人たちと出会えた。
だから、答えは「イエス」になる。

「承認」ありきの「表現」

会社でWEB広告や公式SNSを担当しているので、店舗への送客を最終目的としていますが、まずは「エンゲージメント率」をKPIとして、意識して見ています。

エンゲージメント率を上げるためには、過去の投稿と比較して、高い反応のあった投稿の分析(内容・投稿された曜日や投稿時間など)し、時流にあった内容を時流にあった表現が必要になります。
つまり、「承認」ありきの「表現」を目指すということ。
例えば、自分の色を感じてもらえるよう、読者を意識した投稿原稿を書く、有料記事を書くのはそれに近いかもしれませんね。

では、「承認欲求」だけで、書き続けられるのかと聞かれれば、原稿を書く上で大切だと思いますが、個人的にそれだけを意識して続けるのは、やっぱり無理です。
だって、シンドイくて、楽しくないもん。

プライベートで(無料記事を)ここに書いている時は、表現は違うかもしれませんが、見返りを求めない「書く楽しさ」を感じていたい。ある意味、自分に向けて書いている感覚を楽しみたいです。
もちろん「スキ」が励みになっています☆

だから、将来の自分に向けて、今日も唸りながら、言葉を紡いでいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?