後続車に追われて「元乃隅神社」参り
「千畳敷にでも行くか…」
久しぶりの長門市入り。9月に入ったというのに、厳しい残暑が続いていて、ふと思いついた「千畳敷」、せめて景色の良い高原に行けば、気分も上がると思ったんです。
もっとも、近くには多くの観光客が訪れる有名なパワースポット「元乃隅神社」があり、狭い経路に観光バスも入ってくるので、そちらには近づかないようにしようと決めて、移動しました。
幸い、思ったより、クルマ少なかったのですが、間もなく「千畳敷」への分岐点に差し掛かったところで、対向車の車列に出くわしました。
しばらく待っていると、後に車列が出来はじめて、僕が進まないと全体が動けない感じになり、仕方なく、道なりに直進。結局、そのまま退避場所も方向転換もできず、後から押されるように「元乃隅神社」へ。
幸い元乃隅神社は、覚悟していたほどの観光客もなく、スムーズに駐車場も確保。以前は数台が駐車できる程度の砂利の駐車場も立派な有料駐車場になっていました。売店もあって、新米が売っていたのは、商魂を感じました。
元乃隅神社
以前、参拝した頃は「元乃隅稲荷神社」と呼ばれていました。
海に向かった傾斜100m以上にわたって鳥居が並ぶ景色は自然の美しさも相まって本当に絶景。
2015年3月、アメリカのCNNで「日本の最も美しい場所31選」の一つとして選ばれ、多くの外国人観光客も増えて、県内でもメジャーな観光地になりました。それで、分かりやすい名前「元乃隅神社」に変えたんだそう。
地域の網元、岡村さんの枕元に現れた白狐のお告げで建立され、法人格を持っていなかったので、名前を変えることに大きな問題もなかったようです。ご利益は商売繁盛や大漁・海上安全をはじめ、良縁、子宝、開運厄除、交通安全、学業成就など様々な願いごとができます。
敷地内にある高さ約6mの大鳥居の上部に設置された賽銭箱に賽銭を投げ入れれば、願い事が叶うんだとか…。海そばで風も強いので難易度は高く、多くの観光客が挑戦する様子を見ているだけでも楽しいです。
7年ぶりの参拝。
相変わらず狭い経路でしたが、駐車場も整備され、すっかり様変わりしてましたものの、青空や海、木々の緑に映える朱塗りの鳥居はやっぱり美しかったです。
ご朱印も頂きました。
後続車に追われる形でしたが、逆に「神社に呼ばれる」という言葉を感じた参拝でした。
▶元乃隅神社公式HPはこちら
簡単な動画にまとめました
◆千畳敷について
千畳敷は山口県長門市にあり、標高333mの高台に広がる草原。
大きな風力発電のプロペラが回り、眼下には日本海を臨む景勝地で、キャンプ場も併設しています。
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