人付き合いの場面における菜食の基準を考えてみた。(90kg~80kg時代④)

前回の続きはこちらです^^

そろそろ人に説明しなければならない時が来た。

菜食生活を始めてから、一か月以上経ちましたが、そろそろ肉食を止めたことなど、人に説明する必要が出てきました。

なぜかというと、この時点で、10kg以上減って「痩せた?」と気づかれるようになりましたし、また、仕事絡みで差し入れとしてお菓子を貰うこともあったり、友だちとたまに一緒に食事をする機会もあったからです。それに、実家からの食べ物の仕送りも時々あったので、一度、わたしの身の回りの人へ、少なくとも信頼できる人にはきちんと説明する必要がありました。

そうしないと、せっかく頑張って玄米菜食生活をしようとも、人から食べ物をいただくときに動物性のものが含まれていれば、中途半端な生活になります。そこで、何を食べて、何を食べないのか、その理由も含めてしっかり説明できるように考えました。

食べるもの・食べないもの

何を食べるか食べないか、表でまとめたものは以下の通りです。基本的には「健康」への悪影響が大きい「牛肉」・「豚肉」・「鶏肉」は、どんな場面でも徹底的に食べず、「魚介類」・「卵」・「乳製品」は人付き合いなど、人と関わる場面においては食べてもよい、というふうに自分を許しました。

人付き合い

肉類など動物性のタンパク質は血液が濁りやすく、特に牛肉に含まれる脂肪の融点は40~50℃と人の体温(36℃)より高く、血液中で脂肪が凝固しやすくなります。また、融点は鶏肉 > 豚肉 > 牛肉の順に高くなり、これらの肉の脂肪は飽和脂肪酸と呼ばれます。

また、魚にも脂がありますが、この油はEPADHAといって不飽和脂肪酸と呼ばれており、人間の体温でも固まりにくく透き通っており、中性脂肪の低下や血栓の防止などにも効果的と言われております。

そのため、牛肉・豚肉・鶏肉はどの場合でも食べないものとし、魚を含む魚介類は人付き合いに限定した場面であれば食べていいものとしました。ただ、魚については、映画の『ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実』で話されていた内容の一部に、魚も血液が濁る場合があるようです。(私の記憶が確かならば)

そのため、魚を食べることに関しては、自分の中でグレーゾーンのまま(保留)としています。(小魚なら問題はないなど、ひょっとすると食べる魚の種類にもよるかもしれません。

※魚については触れていませんが、良ければ以前に『ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実』について書いた記事がありますので、以下に参考までにリンクを貼ります。

卵・乳製品についても、ネットで調べてみると、いくつか健康への悪影響もありそうなデータも見られました。ですが、当時はしっかりと調べることができず、明確に健康への影響を説明できるほど自分に確信を持てなかったことと、少なくとも肉類のほうが健康への悪影響が大きいことと、人からお菓子をもらうときに卵・乳成分が含まれているものが多いことから、色々と迷いましたが、当時はひとまず、人付き合いの場面に限定したものであれば、食べてもいいという方針としました。

人に説明するときの理由

基本的には以下のように説明しました。なお、家族や親友に関しては魚・卵・乳成分もなるべく摂らないようにしていることは補足で説明済です。
・牛肉/豚肉/鶏肉など肉類は食べられない。
・健康上の理由。(血液が濁りやすいこと等)
・高コレステロールや高血圧など健康状態が良くないので、それをきっかけにして始めた。
・タンパク質は、植物性のもの(例:大豆など)で代用可能。

特に「タンパク質」については、よく聞かれる質問だったので、植物性のものでも代用可能であるということをいつも答えていました。幸いにも、「ヴィーガン」「ベジタリアン」など、動物性のものを食べない・使わない人たちへの理解が少しずつ世の中に広まっていたので、説明したら、わりと抵抗なく受け入れる人が多かったと思います。(といっても、今まで肉をバリバリ食べていたのでびっくりする人も多かったりしましたが。)

このように、家族、友人、職場の人に説明していって、玄米・菜食生活が続けやすくなるように少しずつ身の回りの環境を整えていったと思います。

次回に続きますm(_ _)m

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