改めて「よく噛む」ことを意識(80kg以下②)

前回の続きはこちらです。

菜食生活を始めてから20kg以上体重が減り、もっと痩せたいなと思うようになったのですが、体重が減るペースが落ちてきたため、改めて日々の行動を見直して少しずつ生活習慣の改善を行なうようにしました。

その習慣の一つは、「食事の時によく噛む」ことです。
わたしはそれまで食べる回数について意識していなかったのですが、玄米を主食として食べるようになったので、これからは「噛む」ことを意識したほうがいいだろうなとは思っていました。ですが、それよりも早く食べたいという食欲が勝っていて、なかなか実行に取り組めませんでした。

ただ、玄米は噛めば噛むほど甘味や旨味を感じて美味しくなりますし、噛むことによって出る唾液が玄米の消化を助けるので、栄養の吸収もよくなります。今よりももっと体重を減らしたいと思うならば、「よく噛むことを改めて習慣にしていこうとそう考えるようになりました。

そこで、わたしは一つ食べるごとに「50回噛む」ことを意識するようになりました。本やインターネットで調べてみると、「30回」、「50回」、「100回」というバラバラな数字か出てきますが、「30回」だとちょっと少ないような気がしますし、「100回」だと飲み込むまで待ちきれないなと思って、間を取って「50回」でやってみることにしました。

そのように習慣づけようとしてみると、「よく噛む」ことによる効果なのか、以前より少ない量でも満腹を感じるようになりましたし、体重もゆるやかではありますが減っていったと思います。「よく噛む」ことを意識するようになってから数か月経ちましたが、今でも我慢しきれずにうっかり早食いすることはあるものの、多少は習慣となって、体重のキープ・減少や、食べるペースのコントロールに役立っていると思います。

ところで、「よく噛む」ことについては他にも色々と役立つ効果があるようです。

https://www.mrso.jp/colorda/lab/1623/

上の記事によると、噛む回数を増やすことで脳の血流が増加して、記憶力のアップに繋がるようです。また、唾液には消化だけでなく、細菌の侵入や増殖を抑制する作用筋肉・骨の発達を助ける働きがあったり、体の回復を促進して若さを保つなど、健康面で色々と利点があるようです。

子どもの時に、親から「よく噛んだ方がよい」と言われたことがあったのですが、すっかりそのことを忘れていました。ですが、健康を意識し始めた現在になってからは、「よく噛んだ方がよい」ということを思い出したので、今更ながら、意味があったのだなと思いました。

次回に続きます。


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