真のリラックスと整体

「これが真のリラックスなんだよ」

整体の施術後、真っ直ぐに整った私の身体をチェックしながら、「どんな感じですか?」と先生に聞かれた時、

「幸せな感じです」

と答えた私。

そのあとに、ふと天を仰ぐようにして先生が放った言葉がそれだった。

その瞬間、その先生は私のハイヤーセルフと繋がって、私のハイヤーセルフの言葉をそのまま私に降ろしてくれたのだと直感した。

その時、

「私が本当にやりたいこと、今わかりました。
私が本当にやりたいことは、これなんです。」

私が放った言葉に、先生の表情がハッとしたのを感じた。

その日、整体が終わって家に帰るまでの間も、

頭がポワーンとして、

エネルギーを色で例えるなら虹色に輝く真珠のような、

天国にいるかのような温かいエネルギー感覚にすっぽり包まれていた。

何もしていないのに、

目の前の現実は何も変わっていないのに、

ただ、いつもの家の周りの近所を歩いているだけなのに、

自然と頬の筋肉が緩んでしまう。

道ですれ違う人にも笑顔を向けてしまう。

思考が全く働かず、

ただただ、ふんわりと心地よい感覚。

身体が整うと、こんなにも気持ちが良いのか。

統合を学んでいる並木良和先生が、

「100の位置にいると、何もしなくても楽しくて心地よくて、自然と鼻歌が出てしまうんだよ」

とおっしゃっていたが、このことなのか、、、と実感する。

それまでも、統合ワークを通して、心地悪い周波数を形にして手放すことを実践していたつもりだったが、それは「つもり」だったことを認めざるを得ない自分がいる。

統合して重苦しい周波数を手放した直後、フッと体感が楽になってスッキリするのだが、それで満足してしまい、次の瞬間からまた100の位置からずれて、エゴの世界にどっぷりはまっていた自分を思い知る。

統合って、毎瞬、毎瞬、100の位置に立つ生き方、在り方そのもの。

心地悪い周波数が出てきた時に手放すワークだけのものではない。

ましてや、お勉強することでもない。

生きることそのものなのだ。

このことに気付かされる。

そして、やっぱり、私は、書くことを通して自分を知ることができるんだな、と気づく。
書くことを一生続けていきたいなって思う。

話が脱線してしまったので、話を元に戻すと、私にとって整体は、周波数という目に見えない精神世界からのアプローチではなく、肉体という目に見える物質からのアプローチを通じて、真のリラックス(本当の私、本来の私)に戻ることができる非常に効果的なツールであることがわかった。

言い換えると、これまでの私は、目に見えない精神世界からのアプローチに偏っていたとも言える。

この物理次元は、肉体とは切り離せないものなのだから、片手間でバランスが悪かった。

これからは、毎瞬の在り方、生き方である統合ワークの中に、

身体を整える

という要素も加えて、

精神面と肉体面のバランスをとりながら、

私の使命である真のリラックス(本当の私)を極めていきたいと思う。


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