失敗しないローファーとハイヒールの描き方
焚き火動画を見ながら絵を描いては
よく寝落ちしてるReLです。
焚き火ってなぜあんなに眠くなるのか…不思議ですねぇ😴
今回は靴についてです。
ズバリ!靴、描けるでしょうか?
いやーまったく描き方わからんね!
描けるんだけど、なーんかコレジャナイ感がある…
あ、足を枠外に出してしまえば描く必要なくなるし…!🤪
うまく描けないと本当に
枠外に出してしまいたくなりますよね🤣
キャラクターイラストのメインとなる顔からは
一番遠い位置にある足と靴。
足と同様、靴もあまり描く機会がないパーツと言えるでしょう。
ですが靴を描くことで、不思議と
キャラクターの魅力って引き立つものです。
今まで描けなかったのなら、
ぜひこの機会に描けるようになってほしい…!
ということで、この記事では基本的な靴の描き方を解説します。
一口に”靴”といっても
種類もデザインも色々あるので、
今回はローファーとハイヒールに絞って描き方を解説しますよ٩( 'ω' )و
通学するJKのマストアイテム、ローファー
通学はローファーで、という指定があるのか無いのかは知りませんが。
女子中高生の通学靴といえばコレ!
というくらいにド定番なのが、ローファーですよね。
僕の記憶にある限り、
女子が通学で履いてきた靴はみんなこれでした。
1. 大まかに足の形を描く
まずは大まかに足の形を描いて靴のベースを作ります。
当然ですが靴は足の形に合わせて作られています。
”足に着せる服”とも言えるので、
いきなり靴から描くよりも
”足に着せていく”といい形になりやすいですよ。
実は裸足のときと違って、
靴を履いてるときの足は地面と並行にはなりません。
踵(かかと)の方がちょっとだけ高くなるように作られているので、
それを考慮できると◎です。
2. 足の形に沿って側面を描く
足の形に沿って、靴の側面部分を描きます。
と、言葉で言うのは簡単ですが、
これが難しいんですよねぇ…😂😂
これが靴の鬼門とも言える部分。
それらしい形に描くためのポイントが3つあるので
参考にしてみてください。
2-1. グリッドを入れながら描く
靴の側面部分は、足を覆うためのものなので
種類によらず形がある程度共通しています。
つま先の方はなだらか、
踵(かかと)のほうは傾斜が急ですよね。
一方で、どこまでが側面部分か?というと、
それは種類やデザインによって変わります。
足を入れる縁の部分を
「トップライン」と言いますが、
ローファーの場合は結構広く浅い形をしています。
いやぁ、、複雑な形だ…😅
こういう場合は、グリッドという
補助線を入れながら描いていくことをオススメします。
補助線があることで靴の形を
立体的にイメージしやすくなります。
特に前面から見たときは、この補助線がないと
形がメチャクチャになりやすいので
ぜひ活用してください。
2-2. つま先は地面から少し浮かせる
実はこれ、靴を靴らしく見せるために結構大事なポイントです。
この少し浮いた形状は、快適に歩くために必須の構造。
これがないと歩くときにつま先が
一々地面に引っかかってしまいますからね。
足幅の部分から上向きになります。
2-3. つま先には余裕を持たせる
つま先は、足の形に対してある程度ゆとりがあります。
ここだけは足の形そのままではなく、
足の指を覆うような感じで丸みを持たせてください。
3. ベルトとタンを描く
この記事を描くまで僕も知りませんでしたが、
この部分はタンというらしいです。
タン…牛の舌…?確かに似てるかも🤔
これも足の形状に合わせて描きます。
足首~人差し指のラインが
”足の峠”とも言える最も高い部位なので、
このラインに沿わせるように描くのがポイント。
ベルトをあまり足首近くに描かないよう注意してください。
4. ソールとヒールを描く
地面と接する部分のうち、前のほうをソール、
後ろのほうをヒールと言います。
ソールは靴の形状に沿って、一定の厚みで描きます。
ヒールは靴のデザインによって高さが違いますが、
接地部分はソールと同じ高さになるように描いてください。
踵(かかと)の部分は側面とヒールをあわせて
↑で描いたような曲線になるように意識してみてください。
ここまで形ができてきたら、
あとは補助線を消して詳細を描き込みます。
これで基本的なローファーは描けたはずです🤗
一発で大人の雰囲気。
女性らしさを引き立てるハイヒール
続いてハイヒールの描き方です。
履くと一気に”大人の女性”という雰囲気を出せる靴ですね。
イラストでも同じで、キャラに履かせると一発で
印象をグッと大人に近づけられるアイテムです。
長距離を歩くのには向きませんが、
常につま先立ちしてるような状態になるので
脚が長く見えるという効果があります。
1. 大まかに足の形を描く
まず足の形を描くのはローファーと同じですが、
ヒールの場合は足の角度と形状に注意してください。
つま先立ちしてるような形状になります。
2. 足の形に沿って側面を描く
足の角度が急な分、踵が後ろに出ます。
つま先はシュッとしてるデザインのものが多いですね。
ローファーほどではないですが、
つま先の空間に余裕を持たせるのを忘れずに。
なおかつ、つま先は地面から少し浮かせます。
3. ソールとヒールを描く
ハイヒールの場合、ソールは地面と接する部分を気持ち厚めに描きます。
土踏まずの部分にもソールはありますが、
ここは地面に触れることはないので薄くなっています。
ヒールは踵から地面に対して垂直に下ろします。
太さはデザインによって様々ですが、
下に行くほど細くなっていくデザインが多いですね。
あとは仕上げです。
ローファーのときと同じく、補助線を消して細部を整えます。
これでハイヒールを描けたはずです🤗
描き方のポイントを押さえた上で、
ちゃんと資料を見る。
失敗しないためにはこれが超大事!
オーソドックスなローファーとハイヒールの描き方を解説しました。
いかがだったでしょうか。
靴を描くときは、まず足の大まかな形を描いてみることが大事です。
足の形に合うように作られていますからね。
いきなり靴だけを描くよりも
まずは足の大まかな形を描いて、
それに”着せていく”感覚で描くと良い形になりやすいんです。
資料を見るのも超大事。
特に靴を正面から見た角度で描きたい場合は、
資料は必須と言ってもいいでしょう。
正面から見た靴のように
”前後に長い流線型の物体”って
描くのメチャクチャ難しいんです。
こういう角度から見た靴、
資料なしで描こうとすると相当な熟練が必要です。
これ僕だって資料なしで描くのは無理ですよ😅
トンチンカンな形の靴にしないためにも、
ちゃんと資料を見たほうがいいです。
いろんな種類やデザインの靴があるので、
描きたい靴のデザインに合った資料を見ながら描くことをオススメします。
靴まで描かれたキャラクターって
必然的に全身絵になりやすいので、収まりが良いんですよね。
表現の幅が確実に増えるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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