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手よりも簡単!?図形から始める足の描き方6ステップ

記事を書こうとスタバに行ったら
リアルピンク髪の店員さんがいて感動したReLです。
現実に違和感なく溶け込む色合いのピンク髪って存在するんだ…!😲


…というのは今回の話題とは何も関係ないので置いといて。
今回は、足の話です。

足、あなたはうまく描けますか?
脚ではなく、足です。
足首から下の部分のことですね。

  • いや〜、、、描いたことないわ

  • 描いたことあるけど、違和感がやばかったよ

  • 無言でクシャクシャポーイして記憶からも消した🤪

  • 足…?…ちょっと、知らない言葉ですね🙄

などと現実逃避したくなることも。
僕も一時期はそんな感じでした。😅


足って、描かない人はとことん描かないパーツですよね。
大体どんなイラストでも顔は描くと思いますが、
顔から一番遠い位置にある足は
全身絵でもなければ中々描く機会がありません。

だけど足フェチという人が多いのも事実で、
毎回なんとか顔と足を両方入れた構図で描く
というこだわりのある人もいるほど。

描けるようになれば
ポーズや構図のバリエーションが確実に増えます。

というわけでこの記事では、足の構造と、
実際に描いていくときの手順を解説します٩( 'ω' )و


足を描くその前に。
まずは足の構造を理解しよう


まずは簡単に、足の構造を理解しましょう。
構造を理解していると、描くときの手順を理解しやすくなります。


大まかな形

足は、大まかに4つのパーツに分けて形を捉えます。

  • 踵(かかと)

  • 足幅

「足幅」というのは、本来は靴のサイズを測定する時の、この部位の名前。
本当はなんという名前なのかは知らない😅

このうち、関節が可動するのは
主に足首、足幅、指の3箇所だけです。

踵(かかと)と甲は、
体重を支えるという大事な役割があるので
頑丈さ優先になっています。
足の関節を曲げてもほぼ形が変わりません。


細かい形

大まかに形が分かったら、次は細かい部分を見ていきます。
といっても、見るべきはほぼ指付近になりますね。

  • 足の横幅が最も広くなるのは、足幅の部分

  • 親指が一番太く長く、小指に行くにつれて細く短くなる

  • 指の凹凸は裏側のほうが強い

  • 実は親指だけ関節が1つ少ない

  • 人差し指のラインが重心になる

  • 親指側も小指側も、人差し指に向かって収束する

親指の関節の数については知らない人も多い


意外なことに、実は人間の足って親指だけ関節が1つ少ないんです。
他4つの指はそれぞれ関節が3箇所ありますが、親指は2箇所だけ。
自分で足の指を触って確かめてみるとよく分かりますよ。


実際に描いてみよう。
図形から足を描いていく6ステップ


では実際に描いてみましょう٩( 'ω' )و

図形を使って大枠のアタリを取り、足全体の大まかな形を固めます。
その後で詳細を描き込んでいきます。


1. 甲

くるぶしを起点として斜め下にプレートを伸ばします。
ある程度の厚さを保ちながら伸ばしてください。
伸ばした先の横幅が、くるぶしよりもちょい広くなると良い感じです。


2. 踵(かかと)

足首を上に乗せるような感じで、プリンのような円筒体を描きます。
体重を支えるパーツなので、
円の幅は下のほうを広くして安定感を持たせます。

馬の蹄(ヒヅメ)みたい


3. 足幅

足のパーツの中で最も横幅を持たせます。
足の甲と指を繋げるパーツであり、
背伸びをしたポーズや足を反らせたポーズでは
このパーツを軸にして足の指の角度を変えることになります。


4. 指

足幅で最も広くなった横幅を、ここで収束させます。
この段階ではまだ指そのものは描き込みません。
親指側も小指側も、人差し指に向かって
緩やかに収束させると綺麗な形になりますよ。

大まかな足の形ができてくる


5. アタリ同士を繋げる

ここまでで足の大体の形が定まったはずなので、
各アタリ同士を緩やかな線で繋げます。

甲はわずかに凹凸があるので、
これを表現できると綺麗な形になる

足の内側を描く場合は
「土踏まず」を忘れずに表現してください。
足の中央付近にこういったくびれがあることで
スラッとした綺麗な形になります。

靴下を履かせる場合は、ここまででほぼ完成👍


6. 指を描き込む

指の付け根は、人差し指を基準にします。
人差し指の付け根がもっとも前に出るようにしてください。

指そのものは親指が一番長いですが、
付け根の位置の関係で最終的に親指と人差し指は
先端がほぼ同じ位置になります。
他は小指に行くにつれて小さく短くなります。

太さに関しては親指が一際太いので、他4本の指とは差をつけます。


手を描けるなら足はそんなに難しくない


足の構造と、描く手順6ステップを解説しました。
いかがだったでしょうか。

手と比べると可動する部位が少なく、可動範囲も狭い足。
人間が二足歩行に特化して進化してきたからか、
頑丈さ、安定感優先で可動性が低いのが特徴です。
それだけに手よりも描きやすいのが嬉しいところですね。


構造を理解して基本の形を描けるようになれば、
動きのある足を描くのもそんなに難しくはありません。

手と同じように資料は探せばいっぱい出てきますし、
自分の足を写真に撮って、それを見ながら描くこともできるはず。

これまで苦手意識があったのなら、
ぜひこの機会に挑戦してみてほしいです。

お絵描きの幅が広がりますよ🥳


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